京都で愛されるうどん店「味味香（みみこう）」（京都市東山区）が、商業施設「ＥＫＩＺＯ神戸三宮」（神戸市中央区）に５月１２日オープン（緊急事態宣言のため期間が４月２６日から延期に）。神戸初進出となる。

１９６９年に屋台で創業し、京都人に愛され続ける同店。注文の８割以上を占める名物のカレーうどんは、利尻昆布や鰹の旨味を凝縮した出汁をベースに１１種のスパイスを組み合わせ、京都の豆腐店から仕入れる薄あげが入っているのがポイント。柔らかさのなかにもしっかりコシを感じられるうどんの麺も特徴だ。

新店では、京あげきつね（９５０円）、牛しぐれ豆腐（１１００円）といった８種のカレーうどんをはじめ、カレー丼、鶏天ぶっかけうどんなどもスタンバイ。また１５時以降は、アルコール類や居酒屋メニュー、飲みのシメにぴったりなミニカレーうどん（６００円）も登場する。

店長の広瀬智さんは、「京都の味を神戸のお客さまにも体験していただきたい。テラス席もあるので『テラスでうどん』という、ここならではの意外性も味わっていただけたら」と意気込む。今後限定メニューも企画していきたいとのこと。営業は、昼１１時〜夜１１時。

取材・文・写真／いなだみほ