9年半の歴史に幕、阿川佐和子「結構いい番組だったでしょ」

2021.3.4 07:15

番組MCの阿川佐和子(写真提供:MBS)

(写真5枚)

エッセイスト・阿川佐和子によるトーク番組『サワコの朝』(MBS)が3月末をもって放送終了。番組MCの阿川が番組への思いを語った。

9年半にわたり、芸能人、スポーツ選手、文化人、アーティストなど、さまざまなジャンルの著名人をゲストを迎え、1対1のトークを繰り広げてきた同番組。30分間という短い時間のなかで阿川が引き出す内容の濃いトークに定評があり、ファンも多い番組だ。

番組を振りかえり阿川は、「ゲストと私しかいないので、テレビのトーク番組の割にじっくりお話を聞くことができました。毎回ヒットは打てないけれど、あまりテレビで見たことがない方もお招きし、視聴者の方から思わぬ反響をいただけたのがうれしかったですね」とコメント。

「私がこの番組で1つだけ大事にしていたのは、できるだけシンプルな番組を作ること。トークに集中する番組がたまにはあってもいいのではと思ったのです、土曜の朝ですからね。ボーッとした気分で観ていただけるような呑気な番組にしたかった。結構、いい番組だったでしょ? 9年半ものあいだ、ご視聴いただき本当にありがとうございました!」と、感謝の言葉で締めくくった。

3月の放送回は、6日に漫才師・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)、13日にフリーアナウンサー・石井亮次、20日に狂言師・野村万作、萬斎、裕基、27日の最終回は女優・米倉涼子ほか、個性あふれるゲストが続々登場する。『サワコの朝』は、土曜日・朝7時半より放送される。

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