大阪府が対策発表、自宅療養中の急変を医療機器で観察強化

2021.2.5 06:30

「自宅療養者の健康観察」取り組みについて説明する定例会見のフリップ(4日・大阪府庁)

(写真4枚)

新型コロナ感染者が自宅療養中に急変する対策として、大阪府は4日の定例会見で医療機器「パルスオキシメーター」を活用した健康観察や支援の強化に取り組むことを発表した。

自宅や宿泊施設などで症状が急変する事案が全国的に相次いでおり、府は脈拍や血中酸素を測る医療機器「パルスオキシメーター」の活用を決定。自宅療養者については自宅に同機器をバイク便で配送し、健康状態を観察。回復後はレターパックなどで保健所に返送され、消毒して再利用するという。

吉村洋文知事は、「特に自宅療養中や入院調整中に亡くなられる方が出ていることは全国的にも問題になっている。パルスオキシメーターによる健康観察は2月中旬くらいには実施を始めるが、できるだけ早くおこないたい」とコメント。

対象は40歳以上で、保健所長が同機器による健康観察の実施が望ましいと判断した人。40歳未満でも、基礎疾患がある人などは保健所の判断で同機器が送付される。

また、宿泊療養者については、全員に同機器を貸出。特に要注意の療養者には、リアルタイムで容体を伝える「ウェアラブルシステム」を9ホテル(2台ずつ)に試験的に配置。心拍を24時間監視し、異常があった場合はアラームで看護師らに伝えられる。

そのほか、府ではオンライン診療や薬の処方の支援、自宅療養者無料の配食サービスも実施し、コロナ感染者への支援を充実させるという。

取材・写真/岡田由佳子

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