「香水のせい」で世界が変わった瑛人、23歳のリアルに迫る

2021.1.8 19:45

シンガーソングライター・瑛人

(写真1枚)

年末『NHK紅白歌合戦』に出場し、注目を集めたシンガーソングライター・瑛人。彼の素顔に『情熱大陸』(MBS)が迫る。

2020年の春、無名の青年が歌う印象的なフレーズはその年を代表するヒット曲となり、高校の先輩と2人で作った動画はYouTubeで1億回再生を突破。芸能人らによるパロディも話題となり社会現象となった。

事務所にも所属せず、ハンバーガー屋でバイト生活をしていた瑛人の世界は一変。テレビ番組、ミュージックビデオ撮影やライブ・・・と、初めてづくしの2020年を走り抜けた。

『すっからかん』収録の『ハッピーになれよ』MV

シンガーソングライターとはいいながら、実は人前でギターを弾くのが苦手。楽譜も読めないという彼の曲作りは「即興スタイル」だ。詞とメロディーを同時に感じるまま歌い、スマホに録音する。あのドルチェ&ガッバーナのフレーズも友だちと遊んでいるときにふと生まれたとか。試しに『情熱大陸』をテーマに、スタッフが瑛人に一節お願いしてみると、ノンストップで4分半も歌い続けた。

『香水』は瑛人という存在を世に広めた。しかし一方で、簡単には越えることのできない壁にもなった。次の作品は注目される一方、批判の的にもなりかねない。しかし彼に気負いはなく、「一発屋と言われることもビビってない」と笑顔で話す。

今回、番組では自身初のCDとなるアルバム『すっからかん』の制作を取材。なぜか今も在籍しているバイト姿や、紅白への出場決定を告げられる貴重な瞬間にも遭遇した。

取材を始めて間もない頃、彼はカメラの前でこう言ったという。「情熱がこんなにない人の情熱大陸ってあるんですか?」。この模様は1月10日・23時から放送される。

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