浮世絵師・歌川広重の『名所江戸百景』全作品、奈良に集結

歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」 錦絵 江戸時代(19世紀) 奈良県立美術館蔵(1/16〜2/14展示)
江戸時代後期に活躍した浮世絵師、歌川広重(1797~1858)。彼の名作を堪能できる展覧会『広重の名所江戸百景 併催:新収蔵品・新寄託品を中心に』が、「奈良県立美術館」(奈良県奈良市)で1月16日よりおこなわれる。
広重は江戸の定火消の家に生まれた。絵に専念するようになったのは40代半ばからである。彼の名を一躍有名にしたのは、代表作『東海道五十三次』。旅情豊かな作品は庶民の旅への憧れをかきたてた。晩年には江戸の名所絵を手がけ、これらも彼の代表作となっている。
彼は大胆な構図や当時西洋からもたらされた遠近法を巧みに操ったが、奇抜に走るのではなく、しっとりとした風情が持ち味といえる。だからこそ多くの庶民から支持されたのであろう。また彼の作品は欧米でも評価が高く、19世紀後半のフランス印象派やその後のアール・ヌーヴォーに大きな影響を与えた。ゴッホが広重の作品を模写していたのは有名なエピソードだ。
本展では、広重の代表作『名所江戸百景』を前期・後期に分けて全作品を展覧。また『東都名所』シリーズや『東海道五十三次』シリーズも紹介される。江戸の庶民が夢中になった浮世絵風景画の魅力を知る良い機会だ。なお、近年に奈良県立美術館の所蔵・寄託となった作品を紹介する展覧会『新所蔵品・新寄託品を中心に』も併催される。こちらも一緒に楽しみたい。期間は3月14日まで、料金は一般400円。
文/小吹隆文(美術ライター)
「広重の名所江戸百景」<併催展示>新収蔵品・新寄託品を中心に
期間:2021年1月16日(土)~2月14日(日)、2月16日(火)~3月14日(日)※月曜休 (3/1・8は開館)
時間:9:00~17:00 ※入館は16:30まで
会場:奈良県立美術館(奈良市登大路町10-6)
料金:一般400円、大高生250円、中小生150円
電話:0742-23-3968
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
NEW 22時間前 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2026.5.13 14:00 -
京都アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.5.11 14:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.5.11 13:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
2026.5.11 11:00 -
大阪ビアガーデン2026年版、注目の食べ飲み放題をピックアップ
2026.5.11 10:00 -
大阪・関西ビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
2026.5.7 12:00 -
関西人なら“1文字も聞かずに”正解できる!?クイズ[PR]
2026.5.7 08:00 -
【大阪】おすすめの手土産2026年、地元メディア取材の最新情報
2026.5.1 11:00 -
都会のオアシスすぎる難波の穴場でピクニックしてみた[PR]
2026.4.23 17:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.4.14 11:00 -
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2026年】
2026.4.14 07:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 11:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 10:00 -
バリアフリーでおでかけしやすい、兵庫のあの街この街[PR]
2026.3.31 08:30 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2026最新版
2026.3.30 17:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2026年最新版】
2026.3.24 09:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.3.23 09:00 -
【大阪・関西万博2025】半年間ありがとう!地元編集部が取材した人気グルメから穴場スポットまとめ
2025.12.31 11:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2026年上半期の運勢は?
2025.12.26 00:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア









人気記事ランキング




写真ランキング





ピックアップ






エルマガジン社の本

