オーガニック小麦専門、神戸に人気料理研究家のベーカリー

2021.1.10 12:15

店長の菅原大希さんと奥さま

(写真7枚)

芦屋で人気を集める自然派料理のデリショップ「amasora(アマソラ)」の姉妹店となる、オーガニック国産小麦専門のベーカリー「コドモベーカリー」(神戸市東灘区)が12月6日オープン。阪神間のパン好きの間で新たな注目店となり、連日売り切れが続いている。

全国各地の生産者から厳選した食材で、体のことを考えた料理を生み出す料理研究家・甘空さんとタッグを組むプロデューサー「ビオソフィア」常深大輔さんが手がける同店。今回は、「子どもたちの体のことを考えて、朝食に食べてほしいパンを。少しでも食の質を向上させたい」という思いから、人気ベーカリー「パンデュース」米山雅彦シェフ監修のもとレシピを考案した。

国産小麦に精通するシェフとともに、熊本県菊池市の東夫妻が作る「ミナミノカオリ」、北海道帯広市斎藤さんが作る「ゆめちから」全粒粉、アグリシステム契約農家さんが育てる「ホクシン」と、厳選したオーガニックの国産小麦の風味を活かすパンを目指し、塩や牛乳もひとつずつ信頼できる生産者をセレクト。

2種の小麦をブレンドし、湯種製法で作る「CODOMO食パン角」(600円)、白ワインで漬けたイチジクをふんだんに使った「オーガニックいちじくのバゲット」(340円)など、食パンやバゲットなど定番パン約15種が並ぶ。

日本最大手の製パン会社での経験もある店長の菅原大希さんは、「もっちりとした食感と口どけの良さ、小麦そのものの甘さを感じられることが特徴です。朝買いに来てくださった方が夕方にも来てくださることも」と魅力を説明する。

今後は、京都「中村藤吉本店」、神戸「リマコーヒー」とタッグを組んで、パンに合わせるお茶やコーヒー、「弓削牧場」の乳製品など、朝食のためののアイテムも販売予定。営業時間は11時〜19時で売り切れ次第閉店、場所はJR甲南山手から徒歩約5分。

取材・文・写真/いなだみほ

「CODOMO BAKERY」

2020年12月6日(日)オープン
住所:神戸市東灘区本庄町2-13-25 カーサ森1F
営業:11:00~19:00(売り切れ次第閉店) 火・水曜休(2021年1月1日〜6日休)
電話:078-862-9165

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