見取り図、中川大志と漫才「こんなファイナリストいない」

2020.12.11 08:45

一言だけ発する駅員を演じたリリー(右)は、「20テイクくらいして監督から直にアドバイスももらいました。『もうちょっとうまくできませんか』と言われましたね」と、明かした

(写真5枚)

映画『ジョゼと虎と魚たち』のマスコミ向けイベントが、12月10日に「海遊館」(大阪市港区)で開催。俳優の中川大志とお笑いコンビ・見取り図が登場した。

同作は、芥川賞作家・田辺聖子さんの同名小説を原作に、車いすのジョゼが、中川大志演じる大学生・恒夫と出会いをきっかけに、外の世界を知り成長していく姿を描く長編アニメ映画。盛山は主人公・恒夫がアルバイトするダイビングショップの店長を、リリーは駅員役を演じる。

声優初挑戦だという見取り図の演技について中川は、「作品への愛を感じますし、このシーンがあってこそといいますか。グッと作品が引き締まりましたね」と、笑いを混じえながらコメント。少なめのセリフ量だった見取り図は、「めちゃくちゃ気遣ってくれてますやん!」と、思わずツッコんだ。

さらに、後半には3人で漫才を披露。中川はペンギンや、「海遊館」ならではのジンベエザメなどモノマネを織り交ぜ、会場は大盛り上がり。盛山が「こっちは大爆笑です!」と中川に伝えると、「こっち(東京)のスタジオはシーンとしてます。こぢんまりとやってるので・・・」と、会場の温度差を明かし、笑いを誘った。

漫才ではジンベエサメやペンギンのモノマネをした中川。盛山には「全部一緒や!」とツッコまれる
漫才ではジンベエサメやペンギンのモノマネをした中川。盛山には「全部一緒や!」とツッコまれる

イベントの最後には、数日後に『M-1グランプリ』の決勝戦を控える見取り図を、中川が「決勝戦頑張ってください!」と、ガッツポーズで激励。それを受けて見取り図は「ありがとうございます! こんなファイナリストいないですよ」と、笑顔を見せた。同作は12月25日より全国の劇場で公開される。

『ジョゼと虎と魚たち』

2020年12月25日(金)公開
監督:タムラコータロー
原作:田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』
声の出演:中川大志、清原果耶、宮本侑芽、興津和幸、Lynn、松寺千恵美、盛山晋太郎(見取り図)、リリー(見取り図)
配給:松竹/KADOKAWA

(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

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