綾野剛、北川景子が撮影を回顧「残酷なほど美しい瞬間」

2020.11.15 08:15

「ドクター・デス」のイントネーションに苦戦したという綾野剛。「一番大変だった。ほんとに・・・、現場で一番NG出したのがこれ(イントネーション)だったんですよ」と明かし、会場は笑いに包まれた

(写真4枚)

映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』公開記念の舞台挨拶に、主演の綾野剛、北川景子、深川栄洋監督が登壇。11月14日に東京でおこなわれ、全国122の劇場に生中継された。

綾野は「本日は大勢のお客さまに来ていただき大変感激しています。今日この場で皆さんの前に立てたことは奇跡だと思っています。本当に感謝します」と挨拶。続いて北川も、「やっぱりお客さまの顔が見たくて、私たちは映画を一生懸命撮影しているんだなと改めて感じました」と、喜びを語った。

作家・中山七里が、130人もの患者を安楽死させた実在の医師をモデルに描いた同名小説を映画化した同作。綾野と北川演じる警視庁捜査一課ナンバーワンコンビ・犬養隼人と高千穂明日香が、安楽死を手口に殺人を実行する「ドクター・デス」を追う。

2人が追う「ドクター・デス」を演じる役者はシークレットとなっており、「ドクター・デス」と対峙したときのエピソードを聞かれた綾野は「もう、あれしかないね」と、目を閉じ両手を広げた劇中に登場する仕草を再現。

北川も「一瞬正しいと思ってしまうような説得力もあって、残酷なほど美しい瞬間でした」と振りかえり、綾野も「狡猾さと酔狂さが混ざったような圧倒的な存在感がありました」と絶賛した。

また、北川は「取調室のシーンはドッと疲れました。夏に撮っていたので部屋は暑かったんですが、犬養の心をもてあそぶ『ドクター・デス』と、何をしでかすかわからない犬養を見て鳥肌が立ちました。作品の世界観をこの役の方が作ってくださったなと思います」と、緊張感あるシーンを回顧した。

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』

全国の劇場で公開中
監督:深川栄洋
出演:綾野剛、北川景子、ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

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