淡路島の魅力活かすアイスキャンディー店、観光客からも人気

左から、ヨーグルトとブルーベリー410円、渋マッチャ378円、青切りみかん378円、チョコとミックス378円
淡路島初となるアイスキャンディー専門店「淡路島氷菓 キャンディーショップ ICE UP(アイスアップ)」(兵庫県淡路市)が8月にオープン。住宅地にポツンと佇むロケーションながら、地元はもちろん、週末は島外から噂を聞きつけ訪れる観光客でにぎわっている。
店主の多田健造さんは、大阪の大学で福祉を学び、地域活性の仕事に取り組んだ後、故郷・淡路島の活性化に役立ちたいとUターン。「15年来、毎年訪れている石垣島の『ぱいぬしま氷菓』に着想を得ました。島の素材や無添加にこだわり、生産者と一緒に仕事ができて、お客さまにも喜ばれている。淡路島にも当てはまると思いました」と多田さん。
「アイスキャンディーからはじまるまちづくり」を掲げ、帰郷からわずか半年で実現。店名には島を盛り上げたいという意味を込め、「ICE UPには、風味を豊かにする、人生に喜びや楽しみのエッセンスを加える、SPICE UPの意味も重ねています」。アイスキャンディーを持つイラストが印象的なロゴは、奥さまのゆうこさんが描いたものがベースになっているという。
店頭に並ぶのは、定番をはじめ、旬の食材を使ったフレーバーが毎日約10種類。いずれも多田さん自身が畑へ足を運び、おいしい状態で収穫、すぐに加工することでフレッシュな味わいに。きび糖を使い、甘さも控えめに仕上げ、「食べた後、飲み物がいらないアイスキャンディーを目指してます」と笑顔で話す。
一番人気は、淡路島牛乳のなかでも、選ばれた酪農家による限定生乳「匠 淡路島牛乳」を使用した定番のミルク。一度ミルクジャムにしてからアイスキャンディーにすることで、ほのかな甘みとコクがありながら、なめらかな口どけと軽やかな後味に仕上げている。
ほかにも、木で熟しきった果肉の風味や余韻、種の食感もそのまま感じるイチジクとミルク(今季分は完売)や、早生の青切りから完熟まで、季節で味の変化が楽しめるみかんといったフレーバーも。秋は黒ゴマや芋、濃厚なミルクなど、新作も続々。野菜やスパイスなど、ほかにない組み合わせにも意欲を見せる。
現在は店舗販売のみだが、今後は淡路サービスエリアから直結の「淡路ハイウェイオアシス」などでも販売予定。営業時間は10時~17時。
取材・文・写真/みやけなお
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