市川海老蔵が「鬼滅の刃」に大きな感銘、歌舞伎化は次世代に

2020.11.4 20:45

堀越勸玄と市川ぼたんの親子3人で会見に出席した市川海老蔵(11月3日・大阪市内)

(写真6枚)

大阪・道頓堀で開催された『日本の劇場文化復活祈願祭』の記者会見が11月3日におこなわれ、この催しを呼びかけた歌舞伎俳優・市川海老蔵が、大ヒット中の映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』に触れる一幕があった。

会見の前日に、親子でこの映画を観に行ったことを、公式ブログで報告していた海老蔵。改めて感想を聞かれ、「ある意味コロナ禍によって生まれ、そしてコロナ禍のなかで映画化されて、このような結果を残して、内容も素晴らしい」と、大きな感銘を受けた様子だった。

また会見に同席していた落語家・桂米團治が、「(海老蔵が会見前に)『鬼滅の刃』のように、良いものにはお客さんが集まるから、舞台人ももっと良いものを作ろうとおっしゃってました」と明かすと、海老蔵も「面白いもの、楽しいものにはやはりお客さまが集まる。私たちも伝統を掘り下げ、古典のなかでそのような形を模索できれば」と希望を述べた。

近年『ワンピース』や『NARUTO―ナルト―』など、人気漫画やアニメが原作の新作を多数発表している歌舞伎界。

『鬼滅の刃』歌舞伎化の可能性について聞かれると、「できることなら、我々世代の俳優ではなく、たとえばせがれ(堀越勸玄)や娘(市川ぼたん)の世代で、歌舞伎の裾野を広げるような話があればいいかな、と思います」と、次世代に託したいという考えを語った。

この数時間後、海老蔵が創作舞踊を披露した道頓堀の船上には、その堀越勸玄と市川ぼたんの姿も。最後には、愛らしくもしっかりとした挨拶をして、その場にいた人たちをなごませていた。

取材・文・写真/吉永美和子

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