「八尾の魅力大使」青木崇高が、よしもとと名作映画を上映

2020.10.11 17:15

田中徳三監督の映画『悪名』は、遊女に惚れ込まれた男(勝新太郎)が、遊郭地帯を取り仕切る極道と激闘を繰り広げる任侠アクション。大ヒットを受けて、以降はシリーズ化された。(C)KADOKAWA 1961 

(写真5枚)

「よしもとドライブインシアター」が10月17日、「万博記念公園ドライブインシアター」で開催。ゲストとして、今回の上映企画の発起人である俳優・青木崇高が登場する。

よしもと主催で8月より期間限定ではじまった「よしもとドライブインシアター」。お笑い芸人のテンダラーとゲスト芸人の映画トークとともに、名作が野外で上映され、特製フードの販売といったお楽しみも。17日は、昭和を代表するスター俳優の勝新太郎、田宮二郎が共演した『悪名』(1961年)が上映される。

青木崇高はもともと「よしもとドライブインシアター」に興味を持ち、以前より親交があった同イベントの構成担当・仲谷暢之氏に連絡。青木は「三池崇史監督たちと八尾の魅力大使をつとめており、任命されたからには街を盛り上げるためになにかやりたい」と提案。

話し合いのなかで、「いつか青木崇高主演、三池崇史監督で『悪名』のリメイクが作れたら良いね」という夢が膨らんで、八尾を舞台とした今回の『悪名』の上映が決まったという。

青木は、「先輩の俳優さんたちの河内弁の掛け合いが本当にすばらしく、いつか大きなスクリーンで観たいと思っていた。巨大スクリーンで暴れる勝新と田宮二郎にシビれ倒すこと間違いなし」とコメント。さらに「私、青木崇高も八尾の魅力大使として今回の『悪名』の上映を轟かせたい」と意気込みを語った。

仲谷氏も、「『悪名』公開からもうすぐ60周年。秋から放送されるNHK連続ドラマ小説『おちょやん』も、『悪名』で強烈な印象を残した浪花千栄子がモデル。再び同作に注目されること間違いなしなので、この機会に鑑賞してほしい」と今、改めて注目作品である理由を説明する。

ゲスト芸人には、青木の同級生でもあるお笑い芸人span!水本、八尾の魅力大使のひとりである河内家菊水丸もオープニングアクトとして景気付けの河内音頭を披露する。10月17日・17時開場、18時30分開演。鑑賞チケットは現在販売中で、車1台につき料金5000円。

取材・文/田辺ユウキ

映画『悪名』

日時:2020年10月17日(土)・17:00会場、18:30開演
会場:大阪府吹田市千里万博公園1−1 万博記念公園ドライブインシアター
料金:車1台につき5000円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本