堂本光一、感染対策徹底のSHOCK公演「衣装替えが大変」

2020.9.18 06:45

『Endless SHOCKーEternalー』舞台写真

(写真2枚)

堂本光一が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』のスピンオフ版『Endless SHOCKーEternalー』が15日、「梅田芸術劇場」(大阪市北区)で開幕。出演者が公演に対する思いを語った。

2000年の初演以来、歌やダンス、フライング、22段の階段落ちなどを盛り込み、「日本一チケットがとれない演劇」として伝説的な人気を博してきた同ミュージカル。

シリーズ20周年を迎えた今年も、東京「帝国劇場」で2月4日に開幕。本来ならば3月に通算1800回公演を達成し、自身が持つミュージカル単独主演の1位記録を更新する予定だったが、新型コロナの影響により2月28日以降が休演となってしまった。

元々予定されていた秋の大阪公演に向け、光一は感染リスクを低減できる形での『SHOCK』上演を模索。今回、舞台上のみのフライングは実現したものの、階段落ちや激しい殺陣などは封印し、限られた舞台装置のなかスピンオフ版を完成させた。

本編で描かれた主人公・コウイチの死去から約3年後が舞台となり、ライバル・タツヤ(KAT−TUN上田竜也)ら登場人物それぞれにスポットを当て、物語に深みを与える番外編となっている。

ヒロイン・リカ役の梅田彩佳や、劇場支配人役の前田美波里は、自身の役柄についての考えを光一に伝えたという。光一は「梅ちゃんは最初の打ち合わせのときに、リカの今の気持ちを原稿用紙に書いてっていったら本当に書いてきたんですよ。美波里さんが書いてくださったところもありますし、リアルに演じてる人に教えてもらいながら作ることができて本当に助かりました。女心わかんねえですから、オレ!(笑)」と話し、報道陣を笑わせた。

公演中はキャストやスタッフも感染対策を徹底。光一は「何よりも大変なのは、衣装替え。着替える場所がそれぞれ個別の部屋状態にしないといけなくて。光一邸はあっち、上田邸はこっち、で、あの辺が松崎家で・・・」(光一)、「僕らは家なんですね?! レベルがやっぱ違うんだ!」(松崎)と、ふぉ〜ゆ〜の松崎と越岡をイジる場面も。食事などは一緒に行けないものの、キャスト同士の雰囲気は以前と変わらないという。

光一は、「これはいいの? これは?って確認しながら、手探りで作ってきました。衣装も脱ぐ度に消毒したり、舞台をやるうえでは非常にめんどくさいガイドラインがたくさんあるんです。けど、守らないとステージに立つ資格はない。それを守って、みなさんに楽しい時間をお届けできたらと思います」と話した。

10月12日まで全31公演で、4日の午後6時の公演は無観客で史上初の有料配信がおこなわれる。有料配信のチケットは販売数限定となり、販売期間は18日・23時59分まで(抽選結果発表は26日)。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本