大阪モデルがイエロー1へ引き下げ、自粛緩和と経済支援も

2020.9.1 06:15

『新型コロナウイルス対策本部会議』の様子 (8月31日・大阪府庁)

(写真4枚)

大阪府は8月31日、『新型コロナウイルス対策本部会議』を実施。コロナの新規感染者が減少傾向を見せているとして、大阪モデルをイエローステージ2から1に引き下げ、5人以上の宴会・飲み会の自粛要請を解き、「多人数で唾液が飛び交う宴会・飲み会は控えること」に緩和された。

大阪府は独自の基準を設け、7月初旬から感染が拡大傾向にあったことで7月31日から警戒レベルをイエローステージ2へ移行。府民に対しては5人以上の宴会・飲み会の自粛要請、またミナミエリアの対象施設に対しては休業と時短営業の要請といった対策がおこなわれた。

その結果、7月後半から8月中旬まではほぼ連日150人から200人前後の陽性者が発生したが、8月後半には減少へ。会議の直近の3日間は2桁で推移し、3週連続で陽性者は減少傾向を見せている。

このため、今回の会議では9月1日からイエローステージ1に移行させることが提案。その際の対応について、大阪府の橋本正司危機管理監が、「これまで5人以上の宴会飲み会を控えるようお願いしていたが、厳格な線引きは取りやめる。ただし夜の街(関連の陽性者)は100人を上回っており、多人数での唾液が飛び交う宴会は自粛を」と提案した。

これに対し吉村洋文知事は、「明確に線を引くことで5人以上の予約が減り、行動変容につながった。しかし、裏を返せば、社会経済活動を我々が抑えていることに。感染を抑えつつあるので、多人数で大騒ぎするような『どんちゃん』はやめてくださいとし、範囲を広げる。多人数の範囲については、府民に判断していただくことでいい」と発言し、ステージ1への移行が決定された。

また、現在のコロナの状況を府民と共有する大阪モデルのライトアップについては、8月31日で消灯。今後、民間事業者などに対しては「信号が変わったあと2週間」と点灯期間を決めて、ライトアップの協力を求めることで決定された。

会議後の会見で吉村知事は、「現在の減少傾向は、感染防止に協力いただいた府民、事業者、ミナミのみなさんのおかげ。感謝を申し上げたい。飲食店のみなさんへの支援も感染が収まってくれば実施したい。『食のまち・大阪』の魅力そのものなため、飲食店とりわけ厳しい要請をお願いしたミナミにはしっかりとしたサポートをしたい」と語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

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