まるで仮面ライダーゼロワンのイズ!?近鉄のツンデレAIロボ

2020.7.14 06:15

改札内コンコースにいる人型AIロボ『アリサ』は、特撮『仮面ライダーゼロワン』の世界を想起させる

(写真6枚)

奈良市のターミナル駅「近鉄大和西大寺駅」に、関西初となるAI(人工知能)を活用した駅案内ロボットが7月1日から試験導入された。

AIといえば、AIロボ(ヒューマギア)が実用化された世界が舞台の『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系で放映)を思い出す人も多いのではないだろうか? 同駅に登場したのは、このゼロワンに登場するヒロインで、主人公(飛電或人/ひでんあると)の秘書型AIヒューマギア・イズを彷彿させるロボット『アリサ』だ。

「かわいいですね」と声掛けすると、「エヘヘ」と頬を染める表情豊かな人型AIロボット・アリサ

駅構内の情報案内を担う人型ロボットの『アリサ』が、SNSで思わぬ注目を集めた。「かわいいですね」と話しかけると「エヘヘ」と頬を染める反応がクローズアップされ、報道されたことで、「セクハラにデレ対応する必要は全くない」「ロボットにわざわざ「歳」「性別」を付随する必要はあるのか」とジェンダー問題やセクハラ問題として批判の声があがったのだ。

実は取材時に、この照れる反応だけではなく、同じ「かわいいですね」と声掛けをしても、アリサから「ちょっと何言っているか分からないですね」と毅然とした塩対応が返ってくるパターンもあるのを筆者は目撃している。まるで、仮面ライダーゼロワンのイズのように、だ。

雑談に対応したり、ダンスをしたりするエンタテインメント機能が付いているアリサ。開発した会社「アルゼゲーミングテクノロジーズ」によると、「カジノのディーラーロボットをつくる」という発想から開発がスタートしたため、利用者を和ませる機能が付いているのだという。

だが、エンタテインメント機能は補助的なもので、アリサ本来の機能は、「対話」と「タッチディスプレイ」による乗り換え案内や駅ナカショッピングモールの店舗情報、お得情報などの案内だ。

同社の跡部さんは、「近鉄職員に利用者からよく聞かれる質問を聴き取り調査し、違う言い回しで質問されても大丈夫なようにしています。また、近鉄線は難しい駅名が多く、難解な漢字の駅名を認識させるのに苦労しました」とAIのラーニングに試行錯誤したことを明かした。

AIロボに対し、「今後の少子化を想定して対応しています。また、図らずも今回の新型コロナで駅係員とお客様をなるべく非接触対応するのに役立ってくれると思います」と近鉄広報の高橋さんは話す。『アリサ』の利用時間は10時~16時45分。

取材・写真/いずみゆか

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