ついに通天閣が消灯、約1カ月半のライトアップに大阪が感謝

いったん役目を終え、約1カ月半ぶりの消灯となった通天閣(6月30日・大阪市)
大阪モデルのライトアップ消灯式及びライトアップに対する感謝状贈呈式が6月30日、「通天閣」(大阪市浪速区)で開催。通天閣観光の高井隆光社長と大阪府の吉村洋文知事が登壇した。
コロナの状況を大阪府民と共有するための独自指標「大阪モデル」に基づき5月11日以降、無償でライトアップに協力してきた通天閣。この日、約1カ月半の役目をいったん終え消灯、大阪府より感謝状が贈呈された。
消灯式に登壇した高井社長は、「知事が通天閣をライトアップしたいという考えは僕自身、報道で知って、まさに『寝耳に水』だった。黄、赤が点灯することなく緑につき続けていたのは、吉村知事、府庁の方々、府民のみなさま、全体で勝ち取ったもの」と挨拶。
「今回、一度リセットし通常のライトアップに戻しますが、感染拡大防止に努めていただきたい。コロナの困難を乗り切るため、みんなで頑張っていきましょう」と話した。
その後、吉村知事は、「今を振り返れば、無茶ぶりでした。民間に依頼する場合は本来『根回し』をして、事前に了解を得てから発信するものなのですが、マスコミに先に言って無茶苦茶なことした。でもそれに応えてくれた高井社長、日立やスポンサーのみなさんに本当に感謝を申し上げたい」と反省とともに感謝。
数ある大阪の名所のなかで通天閣を指名したことについては、「大阪府のみなさんと共有するためのライトアップは大阪のシンボルと思い、一番にあがったのが通天閣さんだった。5月14日に緑のランプがついたとき、知事として頑張らないといけないなと思った。これからも通天閣と一緒に大阪の元気を作りたい」と気を引き締めた。
今後、感染者が増えた場合には再び「大阪モデル」のライトアップが実施。「黄色にも赤にもならないようにするのが一番ですが、もしまた信号を灯さなければいけないときには・・・、また高井社長! よろしくお願いします」と嘆願した吉村知事に、「これからもともに務めていきたいので知事、頑張っていきましょう!」と高井社長は力強く応えた。
取材・文・写真/岡田由佳子
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