「自然とアート」がテーマ、京都に異空間なカフェ

2020.6.18 15:15

入り口付近には巨木が並び、中央にアート作品「Seed」。photo: Nobutada OMOTE | Sandwich

(写真6枚)

木々や植物が並び、中央には巨大なアートがそびえ立つカフェ「(THIS IS)SHIZEN(ディス イズ シゼン)」が、京都の商業施設「新風館」に6月11日オープン。自然、アート、クラフトがテーマとなる。

神戸・北野で緑と花のマーケット「GREEN’S FARMS」など、緑や植物をスタイリッシュに提案する「DAISHIZEN」による新業態。日本の園芸文化を活かしつつ、大地を感じられるような「新しい自然」を目指す。そのためカフェといっても円形のベンチのみで、ゆったり苔や木々、店内の窯で焼いた花器などの陶芸作品などを楽しむスタイルに。

注目したいのは今回の企画に賛同し、協力した面々。空間デザインとアートディレクションを担当したのは、京都を拠点とする名和晃平による「Sandwich」。天井から床へと突き刺さるような5.8mもある作品「Seed」を展示し、作品の一部を切り取ったオリジナルの植木鉢カバーも販売する。

そのほかに、音楽家の原摩利彦が水や自然の音を組み込んで流動的なBGMが流れ、飲食を販売する「茶屋」では、和食店「南禅寺HARADA」が稲荷(200円)や団子(250円)、伏見の酒処「澤屋まつもと」が選ぶ日本酒(500円〜)などのメニューがそろう。11時〜20時、茶屋は8時〜20時。

「(THIS IS)SHIZEN」

2020年6月11日(木)オープン
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
営業:植屋は11:00〜20:00、茶屋は8:00〜20:00
電話:075−585−5226

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