エールで見る「売れる音楽を作る才能」木枯と裕一の違い
2020.6.2 19:15

第33回より、夜のカフェーにやってきた木枯(野田洋次郎)と裕一(窪田正孝)(C)NHK
(写真24枚)
数々の映画メディアで活躍し、本サイトLmaga.jpの映画ブレーンでもある評論家・ミルクマン斉藤。映画の枠に収まらず多方面に広く精通する彼は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)も注意深くチェックするという。この春スタートした『エール』について、第7週(5月11日〜15日放送)を観て思うところを訊いた。
第7週「夢の新婚生活」
この週で脚本家が「清水友佳子」となり、林宏司は「原案」としてクレジット半ばに表記された。つまりここからは、ほぼ林氏の手を離れたオリジナルということだろう。
清水氏の名は正直記憶になかったのだが、調べると僕が観た作品においては、映画『最終兵器彼女』や『手紙』(ともに2006年)、ドラマ『リミット』(2013年・テレビ東京系)『リバース』(2017年・TBS系)などを手掛けられていたようだ。
まだ脚本家独自のカラーというものはさほど見つけられないように感じるが、『エール』についてはまあまあ上手くバトンを継いでいる。

ともかく、主人公夫婦・裕一と音の新婚生活はいきなり始まる。愛知の八丁味噌と福島の納豆との相容れぬ対立だの、木枯に連れられて行ったカフェーの残り香やワイシャツに付いた口紅だのの「夫婦あるあるいさかい」をギャグにしながら、このちょっと変な・・・というか、当時にしては、どころか今でも相当に特殊な新婚生活が綴られていくが、史実なんだから仕方ない。
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