Jウイイレ最終節、「J最強」噂のセレッソ中島が爆勝

2020.5.16 21:50

都倉賢だけでまさかの7点目。昨年11月に柏レイソルのオルンガがリアルで記録した8点に迫る(写真提供:MBS)

(写真7枚)

中断中の関西Jリーグ4チームが、サッカーゲーム『eFootball ウイニングイレブン2020』でリモート対戦する『Jリーグ eSports ONLINE』の最終節が16日に開催。ヴィッセル神戸の田中順也選手とセレッソ大阪の中島元彦選手が対戦した。

前節までの結果でどちらのチームも優勝の可能性がなくなり、3、4位決定戦と見所に欠けると思われたこの一戦。が、セレッソを操った中島の超絶テクニックが視聴者を魅了した。

実は中島は「J最強」とも噂される同ゲームのJリーグきってのガチ勢で、「相当やり込んでます。多いときで一日に3時間くらい。最高位は今年の3月の日本3位」(中島)というほど。試合が始まると、常に自分のペースでボールをキープし、本物のサッカーのように流動的な攻撃を展開。

あまりにもあっさりと中央を攻略し、気付けばCFの都倉賢だけで(しかも図ったかのように全てゴール左隅に)ダブルハットトリックを超える7ゴールを量産。たった1試合で先輩をリーグ得点王(タイ)に押し上げ、試合も1ー7で圧勝した。

これには、自身のキャラクターのアシストからドウグラスのゴールで1点を返し一矢報いた田中も、「中島くんが強すぎた。Jリーグが再開したらこっちが7ー1で勝てるようにこれから努力を惜しまない」と再戦に闘志を燃やし、中島は「また1ー7で勝ちたい」と返すなどエールを交換。リーグの再開を熱望した。

最終節を迎えたJウイイレ。中島を超えるプレーヤーは存在するのか? 新シリーズ等、今後の展開にも期待が膨らんだこの大会の模様は、6月11日および18日・深夜1時59分から、MBSテレビ『YUBIWAZA』にて放送される。

取材・文/上地智

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