親子でできる「おうち写経」を、京都の禅寺が無料送付

2020.5.12 08:00

写経の用紙を送付。作法についてはサイトにて紹介

(写真3枚)

現新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛を受けて拝観を休止している日本最大の禅寺「妙心寺」(京都市右京区)が、写経用紙の無料送付をおこなっている。

通常であれば坐禅や写経体験、法話の集いなどをおこなっている同寺だが、すべて中止に(再開は未定)。そこで、自宅で体験できるように写経用紙の無料送付を4月14日から開始している(外出自粛のため4月24日から5月10日まで休止、11日から再開)。

「大人も子どもも自宅で過ごす時間が長ければ、ストレスがたまったりギクシャクすることもあるかと思います。写経が心を落ち着かせたり、家族同士で繋がりをもつ助けになれば」と、妙心寺・花園会本部の畠中寿浩さんは話す。

1回につき3枚まで送付してもらえる写経用紙は、同寺の写経体験ができる道場で使用している本格的なもの。5種類の写経用紙から選べ、基本の般若心経をはじめ、字数が少なく気軽にとりくめるものや、子ども用も取りそろえている。

写経用紙の無料配布は6月末まで。取り寄せは電話にて受付、送料無料。希望者は納経も可能。公式サイトには写経の仕方や、法話の動画も掲載している。拝観の再開時期については未定。

「大本山妙心寺」

住所:京都市右京区花園妙心寺町1
※現在は拝観を休止、再開時期については未定
電話:075-466-5381
※写経の問い合わせは075-463-3121(妙心寺派宗務本所・花園会本部)

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