自虐ネタで話題のサファリ、休園中にもクセの強いサイト開設

2020.4.29 17:00

姫路セントラルパーク『日本一癒されるサイト』のスクリーンショット

(写真11枚)

花柄のカラフルな背景に、可愛らしい動物たちと「チーターの赤ちゃんが・・・ぷぎゃあ!産まれまちたぁぁぁぁぁぁぁぁ天使でごわす!」といった強烈な文章。新型コロナウイルスの影響で4月9日から休園中の「姫路セントラルパーク」(兵庫県姫路市)だが、特設サイト『日本一癒されるサイト』が公開されるやいなや話題に。

同園は2019年も「日本一心の距離が遠いサファリパーク」等、自虐的なPRで注目を集めるなど、独自路線を貫いてきた。仕掛け人は一体どのような人なのか、同パーク広報担当の幸崎誠さんに電話で話を聞いた。

── サイト拝見しました。動物たちがかわいいのはもちろんなのですが、かなりクセの強い文章にとても引き込まれます。どなたが執筆しているんでしょうか?

昨年に公開した自虐サイトもそうなのですが、実は広報の私を含め、内勤の職員数名で頑張って書いています。今回は、3月に誕生したチーターの赤ちゃんの一般公開が始まってすぐに休園が決まってしまったので、貴重な赤ちゃんの時期をぜひみなさんに見ていただきたいと思いまして。赤ちゃんがかわいすぎるので自慢したいんです(笑)。

それで、せっかくなので「日本一心の距離が遠いプール」「日本一過小評価されているサファリパーク」など2019年に好評いただいたサイトを踏襲する形で仕上げました。自虐サイトを起ち上げてから、1年で来園者が10万人増えたんですよ。

2019年春の自虐サイト「日本一心の距離が遠いサファリパーク」。大阪から姫センまでの距離を聞いて叱りつけたり、おしゃれな街神戸を名乗ったりしている

── 4つにわたる自虐サイト、全部話題になっていましたよね。しかし、数名で書いておられるとは意外でした。書いているときはどんな思いで、執筆されているのでしょう?

遊びながらというか、ちょっとふざけながら、ヤケクソになって書いているところもあります(笑)。でも、公開するときは、いつも「怒られへんかな・・・」「やばい。怖いな・・・」とドキドキしています。おかげさまで今のところお怒りの声はないのですが。喜んでいただけているなら、うれしいです。

姫路セントラルパークのチーターの赤ちゃん

──やはりネットとあって、お若い方メインでされているのでしょうか?

秘密です(笑)。といっても、ここだけの話、管理職の人間ばかりなので年齢層は結構高めです。

──そうなんですね、意外でした! でもみなさんの動物たちや姫センへの愛情がダダ漏れで、見ている人もなんだか元気をもらえます。

はい、頑張ってます。文章もですが、花柄のファンシーな壁紙もポイントです。こんなときなので、明るい色合いで、なるべく可愛らしいものをチョイスして、フォントや色合いもこだわりました。

──あのクセの強い文章をさらに引き立てますね! まだしばらく自粛が続きそうですが、動物たちは元気に過ごしていますか?

はい。サイトにある通り、みんな元気です。また現在、チーターの赤ちゃんを毎日24時間観察できるようライブカメラ中継もスタートしました。そして毎日13時〜14時には、チーターの赤ちゃんのミルク給餌の様子などを配信するインスタライブもおこなっています。

──見ました! めちゃかわいかったです。

「しばふちゃん」というニックネームがつくなど、休園中の今も大勢の方に見守っていただいています。また開園したら、みなさんぜひ会いに来てください。かわいすぎるので、きっとコロナ疲れも癒やされると思います。

この『日本一癒されるサイト』をきっかけに、以前の自虐サイトにも再び注目が集まり、4月26日には「姫路セントラルパーク、ちょっとめんどくさい彼女みたい」と2019年春の自虐サイトが紹介されたツイートが拡散(3.5万いいね)・・・と、常に話題が集まる同パーク。営業再開日については今後の状況を判断し、決まり次第発表されるが、 開園するまで、サイトを存分に楽しみたい。

取材・文/野村真帆

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