お寺の「おうち写経&写仏」、ダウンロードして終息祈願 

2020.4.28 07:00

「大本山 須磨寺」では、A4用紙2枚分をダウンロードできる。HPには写経の作法も掲載

(写真3枚)

新型コロナウイルスによる外出自粛に伴い、自宅で心の安寧のため写経や写仏がおこなえるようにと、公式サイトでダウンロードできるお寺が関西で増えてきている。

「大本山 須磨寺」(神戸市須磨区)では、写経用紙の公開を4月8日から開始。自宅でできる読経や法話のYouTube動画も人気の副住職・小池陽人さんは、「多くの方がストレスや不安を抱えてご自宅で過ごしており、家庭不和が増えているというニュースも聞こえてきます。こんなときこそご自宅で写経をしていただき、心を安らかに整える時間を過ごしていただければ」と、経緯を話す。

サイトにあるデータをダウンロードしプリントアウトした後、完成した写経は、同寺に送付すれば、毎日の祈祷で奉納もしてもらえる。

「疫病が広まった平安時代に、弘法大師様のすすめで嵯峨天皇が写経をおこない、不動明王様に祈祷したところ人々に平穏が訪れたと伝わっています。今こそ、目に見えないウイルスに対して目に見えない祈りの力を集結し、新型コロナウイルス終息を祈念したいと考えています」と思いを語ってくれた。

一方、子どもも楽しめる写仏を公開したのは、日本仏教の聖地・高野山にある「総本山 金剛峯寺」(和歌山県伊都郡)。こちらはかわいらしい仏様の絵柄に色を付ける、気軽な塗り絵スタイルに。

祈りを込めて思い思いに色を付けた写仏を同寺に送付すれば、それを集めて曼陀羅にし、奥之院の弘法大師のもとでコロナの早期終息祈願をおこなってくれる。

また、新型コロナウイルス感染拡大する状況以前に、家で気軽に体験してもらえるように公式サイトで公開していたのは「総本山 智積院」(京都市東山区)。通常であれば毎月21日に『写経のつどい』しているが、5・6月は中止、以降は決定次第、公式サイトに掲載となっている。

こちらでは薄く描かれた仏の絵をなぞる本格的な写仏と写経、2種がダウンロードでき、同じく奉納できる(納経・納仏料1000円要)。

「大本山 須磨寺」は通常時の堂内でのお勤めなどを5月6日まで中止し、「総本山 金剛峯寺」は5月6日まで拝観中止、「総本山 智積院」は名勝庭園や国宝障壁画を当面の間は拝観中止となっている。詳細は各公式サイトにて確認を。

「大本山 須磨寺」
住所:兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
電話:078-731-0416

「総本山 金剛峯寺」
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
電話:0736-56-2013(社会人権局 社会課)

「総本山 智積院」
住所:京都府京都市東山区東大路通り七条下ル東瓦町964
電話:075-541-5361(智積院 教化部教宣課)

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