手作りマスク用に、靴下の「ハギレの輪っか」を無料配布

2020.4.23 07:00

ワシオ「もちはだ」の公式サイトで無料配布。10本の「ハギレの輪っか」、色はお任せで

(写真4枚)

靴下製造業が盛んな加古川市にある肌着メーカー「ワシオ」(兵庫県加古川市)が、靴下をする製造する際に生じる輪っか状の切れ端を「耳が痛くなりにくい ハンカチマスク用」としておこなっている無料配布が人気だ(郵送料必要)。

加古川市職員の発案で兵庫県靴下工業組合との取り組みとして、靴下メーカーから集約した靴下のハギレを3月19日から市で無料配布(現在終了)。その活動を、同組合の理事長を務める同社の鷲尾吉正さんがサイトで紹介したところ、全国から問い合わせがあったため、同社のネットショップ活かして無料配布に踏み切ったのだ。

この靴下のハギレは、靴下の先を縫う時に、片足につき1つでき、まさにゴムのような輪っか状。髪の毛を止めたり、手芸ファンの間では利用されてきたが、今回はマスク用に使ったところ、靴下と同じ素材とあってやわらかく、伸縮性もあり、耳にやさしいひと品に。

担当者の鷲尾光さんは、「実は当社で作っているのは『もちはだ』という起毛肌着ですが、お困りの方々に役立てればと思い発送しております。加古川の地場産業を知ってもらうきっかけになればうれしいです」と話す。

公式サイトでは、5800件以上(21日時点)の申し込みがあり、色はお任せで1袋10個入、メール便で280円(宅配便なら700円〜)で配送している。「実際にマスクを作られた写真をお送りいただいたり、娘や孫に作りましたといったお礼のご連絡もいただいております。このような大変な状況のなか、お一人でも多くの方にご自身の手でハンカチマスクをつくっていただければ」と鷲尾さん。

また、関西では奈良も靴下製造業が盛んで、「かかとツルツル靴下」などを手がける「太陽ニット」(奈良県橿原市)でも、公式サイトで靴下を購入した人には無料で配布。

「靴下の製造機器で、マスクを作るところも増えているのですが、当社では自分好みのマスク作りをされている方からゴム紐が売り切れていることを聞き、なにかできることをとはじめました」と担当者の平山史泰さん。こちらは要望欄に記入すると商品とともに配送。また、公式twitterでは随時、マスクに関するネタを発信している。

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