大阪の子どもに図書券「先生に子どもと家族の支援を」

2020.4.17 11:00

会見でのスライドより「主要事業(1 子どもの学習・生活支援)」(4月15日・大阪府庁)

(写真4枚)

緊急事態宣言によって外出自粛や休校となった府民の生活を支援するため、補正予算を専決処分したことを大阪府の吉村洋文知事が4月15日に発表した。

今回の発表は、府民の不安や悩みを少しでも和らげられるように生活をサポートする対策。なかでも大きいのが、府内で約100万人いる幼児・児童・生徒に対し、ひとり2000円分の図書券(QRコード)を配布することだ。

「ただ配布するだけではない。まず学校に配り、登校日や家庭訪問などで先生から児童1人ひとりに直接渡す。このとき、心の様子、学習進捗状況、虐待がないか、そこで気づきがあれば子どもの支援につなげる。僕からのメッセージは学校の先生に子どもと家庭を見守って欲しいということ」と説明する。

3児の父親でもある吉村知事は、「各家庭が外出できず、ストレスでしんどい思いをされているのは間違いない。僕の家も子どもが3人いるから同じ。小さいお子さんがいる家庭はよりつらい状況。何とか打破したいという思いで予算を組んだ。心のケアをしていきたい」と語った。

このほか、休校が長引くなかで、子どもが直接アクセスできる「こどもの悩み相談フリーダイヤル(0120-7285-25)」の窓口増強や、保護者のテレワークを推進するため、宣言期間中の保育所利用者には申出書を求めるなど、子どもの生活支援に重点。

また、デリバリーサービスの事業者「dデリバリー」「出前館」「LINEデリマ」と連携し、1000円以上の注文で500円のポイントを付与する支援を実施したり、DV相談センターの増員、高齢者・障がい者の見守り支援事業に交付金配分など、細かな支援も予算に組み込まれた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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