緊急事態宣言、大阪の繁華街「ゴーストタウンのように」

2020.4.7 22:30

閑散とした様子の道頓堀(4月7日撮影)

(写真3枚)

安倍晋三首相が4月7日、改正新型インフルエンザ対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を、7都府県に発令。発令直後の7日夜、対象都市のひとつとなった大阪の繁華街・ミナミの風景は一変した。

道頓堀川の「戎橋」は普段、平日、休日問わず夜は老若男女でにぎわっているが、閑散とした様子に。戎橋筋商店街では早い時間から閉店している店もあり、なかには4月8日から当分のあいだ休業する旨をシャッターに張り紙しているところも少なくなかった。

飲み歩きが趣味という50代男性曰く、「3月下旬あたりからミナミの街がゴーストタウンのようになってしまった」と、新型コロナウイルスの感染拡大とともに生じた街の変化にショックを受けたという。

「こういうときだからこそ、贔屓の店へ飲みに行ってお金を落としてあげたい。そうしないと飲食店が潰れちゃうので。でも、自分がウイルスに感染している可能性もある。感染を拡げて余計に迷惑をかけてしまう恐れもあるし、実際に身近にも感染者が出たという話を聞くので。そう考えると気軽には飲みに行けませんね」と、もどかしい気持ちを語ってくれた。

また、天満で飲食店を営む30代男性によると、「ひとまず1週間ほど店を閉めるけど、その先もどうなるか分からない。明確な休業補償もないので、今は不安しかありません。このままだと間違いなく店をたたむことになる」と苦しい事情を明かした。

緊急事態宣言の対象となるのは、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県。5月6日までを予定している。

取材・文・写真/田辺ユウキ

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