番組『Ｍ-１グランプリ２０１９』で優勝したミルクボーイが３月１７日、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 ＢＩＲＤＳ ＯＦ ＰＲＥＹ』（３月２０日公開）の記念イベントに登壇。臨時休館中の劇場を含めて、現在の状況を語った。

新型コロナウイルスによる自粛ムードの中、無観客で報道陣のみを前に漫才を披露したミルクボーイ。「なかなかこういう（無観客でネタをする）機会もないですしね。劇場も休んでますから、全芸人、漫才が下手になっていってます」（内海）、「ボケるたびにカシャって撮られるのめちゃめちゃハズいですね」（駒場）と、いつもと違う状況に戸惑う２人。

Ｍ-１の賞金が入金されたそうで、「１００円のお寿司屋さんで２００円のお皿は１日１回ずつっていう嫁とのルールがあったんですけど、今は２回ずついってます」（駒場）、「バスタオルをホテルみたいに全部１つのタイプに揃えました」（内海）と、お互い「ちっちゃいな〜」と言い合う展開に。

だが、「えげつない蛍光色の靴履いてたよね？ 今まではダウンとかシャカシャカとか着てたのにコート買ってたよね？」と駒場に突っ込まれた内海が「ええやん！ 角刈りでもコートくらい着るよ！」と、本気で恥ずかしがる場面も。

今後については「関西芸人ですから、東京進出とかも考えてないです。ＮＧＫで漫才を頑張っていきたい」と力強く大阪愛を語ったミルクボーイの二人。「史上最高」と評されたＭ-１チャンピオンの漫才をまた劇場で見られる日を楽しみにしたい。

取材・文・写真／上地智