スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソンの大規模回顧展

リサ・ラーソン《ライオン(マキシ)/アフリカシリーズ》 製造1968年- グスタフスベリ社 リサ・ラーソン蔵 ©Lisa Larson / Alvaro Campo
スウェーデン出身の世界的に有名な陶芸家、リサ・ラーソン(1931〜)。愛らしい姿の動物や人物のオブジェなどで知られる彼女の回顧展が、「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」(滋賀県甲賀市)で3月25日からおこなわれる。
リサ・ラーソンはヨーテボリ 大学芸術学部デザイン工芸学校に学んだ後、スウェーデンの陶磁器会社「グスタフベリ社」に入社。26年間の在籍中に約320種類の作品を手掛け、数多くの成功を収めた。1980年に同社を離れた後はフリーランスとして活動。1992年にはかつての同僚たちと「ケラミークステューディオン社」を設立し、現在も新作や復刻作品など幅広く制作している。

「滋賀県立陶芸の森」で2015年以来2度目となる本展は、スウェーデンのリアン・デザイン・ミュージアム館長のルーヴェ・イョンソンと、リサ・ラーソンの長男マティアス・ラーソンが企画したもの。「旅と出会い」をテーマに、12のテーマで彼女の業績と創造の秘密に迫る。
また、グスタフベリ社の同僚であり著名な北欧のデザイナーのスティグ・リンドベリ、日本で出会った濱田庄司、アメリカ現代陶芸のパイオニア、ピーター・ヴォーコスら、彼女と影響関係にあった作家や、旅先で収集した世界各地の品々なども展示され、幅広い視点からリサ・ラーソンの世界を概観できる。期間は6月28日まで、料金は一般800円(※会期延長)。
文/小吹隆文(美術ライター)
『リサ・ラーソン−創作と出会いをめぐる旅』
期間:2020年3月25日(水)〜6月28日(日)※月曜休
時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで。
会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館(滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7)
料金:一般800円、大高生600円、中学生以下無料
電話:0748-83-0909
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
銀行の中にスタバ!? 関西1号店行ってみた[PR]
NEW 12時間前 -
大阪・関西万博2025、人気グルメから穴場スポットまで…最新情報まとめ
NEW 13時間前 -
大阪のおすすめビアガーデン2025年最新版
NEW 2025.4.29 12:00 -
万博・タイパビリオン、大屋根リングから歓声も[PR]
NEW 2025.4.29 12:00 -
京都・川床おすすめランチ&ディナー、鴨川・貴船・高雄エリア別【2025年】
NEW 2025.4.29 11:00 -
ホテルで贅沢に…大阪アフタヌーンティー2025年完全版
NEW 2025.4.28 11:00 -
新社会人に告ぐ! 仕事の「#真相をお話しします」[PR]
2025.4.24 17:00 -
「えびそば一幻」が大阪初進出、バブル期の象徴に[PR]
2025.4.24 07:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.4.23 11:00 -
京都のホテルで楽しむ、アフタヌーンティー2025年最新版
2025.4.18 10:00 -
神戸のホテルで贅沢に、アフタヌーンティー2025年最新版
2025.4.10 11:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.4.10 11:00 -
淡路島の観光&おでかけ&グルメスポット、2025年最新版
2025.4.2 19:30 -
春は桜も!ガイドブックにもない、淡路島秘境ツアー[PR]
2025.4.2 07:00 -
テンプル大学、学生たちの京都生活。【PR】
2025.4.1 11:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.3.31 16:45 -
坂本龍馬の生家跡・ホテル南水、ラグジュアリーに改装[PR]
2025.3.30 07:00 -
万博迫る!大阪2カ所でオランダパビリオンお披露目[PR]
2025.3.29 18:30 -
ワインのような日本酒? 高知県に期待の新蔵が誕生[PR]
2025.3.29 07:00 -
大阪でなぜ?KITTE高知ショップ、意外な売れ筋[PR]
2025.3.28 07:00 -
2025年は開業ラッシュ!大阪・梅田の新商業施設まとめ
2025.3.27 12:00