ジュニア「絞り出される芸人の澱を見て」

2020.1.2 21:00

総勢30人が参戦し、収録に4時間半かかったという『千原ジュニアの座王~超豪華!人気芸人30人!!新春即興王SP~』

(写真2枚)

千原ジュニアがMCを務め、10人の芸人が即興芸で面白さを競い合うバラエティ『千原ジュニアの座王』(カンテレ)新春スペシャルが、1月2日に放送される。

通常は10人の芸人で対戦が繰り広げられるが、今回の 2時間スペシャルでは総勢30人が参戦。参加するプレイヤーは、2019年の正月スペシャル優勝者で、前人未踏の100勝を達成し快進撃を続ける笑い飯・西田幸治、2019年M-1グランプリ王者の霜降り明星をはじめ、レギュラー放送で数多く座王を獲得しているモンスターエンジン西森、R藤本、ロングコートダディ堂前などの実力派芸人たち。さらに、ものまね王・原口あきまさや、Mr.シャチホコ、キャイ~ン・ウド鈴木、ずん・飯尾和樹、フットボールアワー岩尾望、トレンディエンジェル、カミナリなど人気芸人が勝負に挑む。

左から、審査委員長の板尾創路、千原ジュニア、アナウンサーの竹上萌奈

審査委員長を務めるのは、昨年にひき続き板尾創路。レギュラー放送にはない敗者復活戦が設けられ、お題も「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などのほか、新たに正月らしいテーマで「初詣」が加わる。初詣をする人の心の声を即興で表現させて笑いをとったものが勝利することに。

4時間半もの長時間に及ぶ収録では、審査委員長の板尾をうならせる名勝負が続いた。収録を振り返って千原は「マジで全対決、おもしろかったんちゃうかな。2019年より全然おもしろかったですね! いいポイント、いいポイントで、大きな波乱が起きていたから、番組的には非常に面白くなって、スタッフも喜んでるんじゃないですか?」と太鼓判。

板尾は「審査が楽しかった。正月特番2回目で、みんなやり方が分かってきてるというのもありますし。ジュニアが言うように確かに昨年よりおもしろかったです。普通これだけ長時間収録したらダレるもんなんですが、全然普通にみれてますし、全部見たいと思わせる。好きな人はライブでフルで見れますよ、2時間に編集するのがもったいないですね」と芸人たちの健闘を称えた。

千原は「本当に何もなくなった時から絞り出される芸人の澱(おり)みたいなもの、そこにおもしろさがでるんです。視聴者の皆さんも『あいつに上がってきて欲しい』と思う推し芸人というのがあるでしょうから、いいところで敗者復活戦が入ってきて、途中から見ても楽しめる番組です」と熱く見どころをアピールした。この模様は、1月2日・夜11時40分から放送される。

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