武豊、スポーツ内閣でディープ秘話語る

2019.12.12 21:00

ディープインパクトについて語る武豊騎手(左)と福永祐一騎手(写真提供:MBS)

(写真2枚)

今年9月に前人未到のJRA通算4100勝を達成した武豊騎手が、福永祐一騎手とともに『戦え!スポーツ内閣』(MBS)の12月18日放送回に出演。収録では、武騎手が主戦を務めた名馬・ディープインパクトの思い出を振りかえった。

2005年に史上2頭目となる無敗の三冠馬に輝くなど、日本競馬史に残る最強馬・ディープインパクト。競馬ファンのみならず国民的人気を誇ったスターホースだけに、7月、頚椎骨折が原因でこの世を去ったときは深い悲しみに包まれた。

武騎手は、亡くなる前日に偶然会いに行くため電話をしたとのこと。しかし、「『それどころじゃない』と言われたんです。手術をすると聞いて心配になりました。そして次の日に電話がかかってきて(訃報を聞いた)。ちょうど千歳空港にいたので、牧場に行きました。普段、乗っていた馬に会いに行かないんだけど、ディープには毎年、夏に会いに行っていた」と特別な存在だったという。

『戦え!スポーツ内閣』の収録に出席した(左から)武井壮、武豊騎手、福永祐一騎手(写真提供:MBS)

その後も、武騎手は「引退式は時間があったので初めていっぱい触って、キスをしました。ディープキスです(笑)」など笑わせながら、現役時代のさまざまなエピソードを披露。福永騎手は、ディープインパクトが単勝1.0倍という圧倒的人気を集めた『菊花賞』で、武騎手がディープを必死に制御しながら、自分の馬の前のスペースに入り込んできたときの裏話など当時を振りかえった。この模様は12月18日・夜11時56分から放送される。

取材・文/田辺ユウキ

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