巨大な公園も、滋賀・大津の商業施設開業

2019.11.29 07:30

コミュニティスペースや、シェアオフィスも充実。地域の交流やビジネスの拠点としても力を入れる

(写真8枚)

大和ハウスグループの「大和リース」(本社:大阪市中央区)が11月29日、滋賀県大津市の「大津びわ湖競輪場」跡地に、複合商業施設「ブランチ大津京」をオープンする。

大津びわ湖競輪場の解体費用も含めて大和リースが請け負い、約60億円をかけて整備し、年間400万人の来場者を目指す同施設。地域交流・健康・教育・ビジネスの創生をテーマに、「近江神宮外苑公園(ブランチパーク)」を囲むように42の店舗が並ぶ予定だ。

芝生が広がる公園には、ファミリーが楽しめるよう遊具も配置され、「地域の人々から愛され、貢献できる施設になることを期待しています」と、広報担当の森田浩敏さん。災害時は有効に使えるように、マンホールトイレ、かまどとして利用できるかまどベンチなども準備されている。

近江神宮外苑公園の奥に構える施設

ショップで注目を集めそうなのは、鮒寿司や鹿深メロンなど滋賀産の食材が楽しめるジェラート店「Gelateria Azzuro」(彦根市)、キャッシュレス決済の無人書店「SELF BOOKS」など。ほかにも、スーパー「マックスバリュ」、アパレルの「ユニクロ」、カフェやレストラン、クリニック、シェアオフィスが出店している。

今後は施設各所でパークヨガやナイトフードマルシェ、ライブペインティングなどのイベントも予定。29日の時点では29店舗のみ開店、以後、順次オープンする予定だ。場所は、JR大津京駅から徒歩約15分、駐車場台数は756台。

取材・写真/中河桃子

「ブランチ大津京」

2019年11月29日(金)オープン
住所:
営業:7:00~23:00(店舗による)
定休日:不定休
電話:077-572-7603

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