3万8千人熱狂、安全地帯の甲子園ライブ

2019.11.16 21:00

コンサート『安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」』の様子(16日・阪神甲子園球場) Photo by Ryo Kato

(写真3枚)

ロックバンド、安全地帯が16日、高校野球の聖地「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)でコンサート『安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」』を開催。3万8000人を熱狂させた。

1982年にレコードデビューし、37年目を迎えた安全地帯のスタジアムライブは「横浜スタジアム」公演(1985年8月)以来34年ぶりで、「甲子園」でのコンサートはバンド史上初めてのこと。

黄金色の光が差し込む甲子園、そのセンター付近に設けられた特設ステージ。昼3時20分、予定より約20分遅れで現れた安全地帯。この日はドラムの田中裕二が脳内出血の療養のため不参加となり、ステージに立ったのは玉置浩二、矢萩渉、武沢侑昂、六土開正の4人となった。

日本の至宝と言われる玉置のボーカルは広い甲子園でも変わらず、見えない歌声が上空に広がっていく様は、むしろ神々しいほど。そして、『恋の予感』『碧い瞳のエリス』『あなたに』『ワインレッドの心』『じれったい』と、インストを1曲挟みながらも、19曲連続で名曲群を披露していく。

圧倒的な歌声を甲子園上空に響かせた安全地帯のボーカル・玉置浩二(16日・阪神甲子園球場)

近年、コンサートではほとんどMCを入れない玉置。この日も例外ではなく、メッセージはすべて音楽で表現しているとばかりに、楽曲の世界観を丁寧かつ繊細に、そして、ドラマティックに紡いでいく。そして、30年経ってもまったく色褪せない強靱な歌の世界に、改めて安全地帯というバンドの底知れぬ魅力に驚かされる。

20曲目となる『悲しみにさよなら』前のメンバー紹介では、玉置がドラムスティックを掲げ、残念ながら出演できなかった田中の名前も読み上げる一幕も。その直後に披露された『ひとりぼっちのエール』歌い終わりのロングトーンでは、涙ぐむファンも多く見られた。

左から矢萩渉、玉置浩二、六土開正、武沢侑昂(16日・阪神甲子園球場) Photo by Ryo Kato

甲子園名物・ジェット風船が飛ばされたアンコール1曲目の『ILOVEYOUからはじめよう』を歌い終わり、「みなさん、たくさんの声援ありがとう」と感謝を表した玉置。そして、コンサートのラストを飾ったのは、ただただ美しい名曲『あの頃へ』。この日のテーマであった「世界に愛と平和を」を球場全体に満たして、初の甲子園ライブの幕は閉じたのだった。

この日の模様は来春、WOWOWで放送される予定。

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