赤福名人も登場、梅田であんフェス開幕

2019.10.23 21:00

美しい所作で次々と復刻版赤福餅を仕上げる「赤福茶屋」の西尾さん

(写真9枚)

老舗が集う、あんこ尽くしの催事『時をかけるあん』が、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で10月23日からスタート。あんパン、どら焼き、最中のほか、「赤福茶屋」も登場し、和菓子好きが行列をつくった。

伊勢名物として有名な和菓子「赤福」。今回の「赤福茶屋」では、江戸時代~昭和初期に作られた、黒砂糖入りの「復刻版赤福餅盆」(2個入り220円)が提供される。

初日には、餅入れ技能会で2019年度総合1位に輝いた西尾さんが、餅をあんで包む「餅入れ(もちいれ)さん」を担当。三重県・五十鈴川のせせらぎを表現したあんを、スピーディーに成形。買い物を終えたお客が、黒糖の風味が広がる出来たてのひと皿を楽しんだ。

長野「栗餡風味堂」の「くまさんもなか」各270円
長野「栗餡風味堂」の「くまさんもなか」各270円

ほかにも、猫やクマのかわいい最中や、「舟和本店」の芋あんを挟んだどら焼きなどが人気に。買い物かご2つ分を購入した大阪市の20代女性は、「家族を代表して買いに来ました。ケーキよりも和菓子派です」。また、夫婦で訪れた豊中市の50代男性は、「同時におこなわれている『ケーキショー』と行ったり来たり。趣向を凝らした商品が並んでいるので楽しいですね」と幅広い世代が満喫した。期間は10月28日まで。

『時をかける「あん」』

期間:2019年10月23日(水)~28日(月)
時間:10:00~20:00(金・土曜は~21:00、最終日は~18:00)
会場:阪急うめだ本店 祝祭広場(大阪市北区角田町8-7 9F)
電話:06-6361-1381

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