おは朝キリマンジャロ挑戦、岩本アナが成功

2019.9.12 13:00

キリマンジャロ登頂に1人成功した岩本アナ(左)

(写真4枚)

放送開始40周年を迎え、「挑戦」をテーマにさまざまな企画をおこなっている朝の情報番組『おはよう朝日です』(ABCテレビ/月〜金・朝6時45分〜8時)で、MCの岩本計介アナウンサーとお天気キャスターの正木明がキリマンジャロ登頂に挑戦。岩本アナが登頂に成功した。

番組きっての肉体派である岩本アナ(43歳)と、今年でおは朝出演30周年となる正木キャスター(58歳)が、登頂成功率50%といわれるアフリカの最高峰・5895mの頂上を目指したこの企画。8月23日に日本を出発、9月9日から4日連続でその過酷な挑戦の様子を番組内で放送し、12日、その結果が発表された。

標高1820mの出発地点から4泊5日かけての道のり。3日目までは順調に進んだものの、4日目、富士山の標高を越え未体験の高度となり、空気の薄さ、寒さ、疲れなどでスタッフに高山病が襲いかかる。4703m地点からは困難を極め、挑戦した岩本アナ、正木キャスター、カメラマン、音声マン、ディレクター2人のスタッフ6人のうち、岩本アナだけが山頂に到達するという結果となった。

なかでも正木は、5400m付近で息があがり、休憩しても元に戻らず。同行していた登山ガイドの指示で撮影部隊とは離れて登ることとなった。5月の挑戦発表から3カ月、関西の山々での練習登山やトレーニングなどの訓練をともにしてきた岩本アナと涙ながらに抱き合い、別れるという感動的なシーンも。その後、正木は登頂証明書がもらえるもう1つの頂上・5685mのギルマンズポイントまでの登頂に成功した。

12日の放送で、キリマンジャロ登頂は「『おは朝』に出演して5年目の僕にとって、とても大きいことだった」と語る岩本アナ(左)、右は正木明

正木は、「僕なりに最大限頑張ろうということで、もう1つの頂上まで行けたことは、悔しいけれど満足。58歳、頑張りました。この姿を見ていただいて、同じような年代の方も、やればできると感じてもらえたら」とコメント。

岩本アナは、「『挑戦』ってなんだろうと改めて考えると、『やめないこと』かなとすごく思います。1歩1歩踏み出すことしかできないんです。途中見えるゴールがとにかく遠くて、こんなん無理やって何度も思いましたが、やめないこと。しんどいときは休むこと、自分が折れそうなときは誰かに頼ること。頼っても休んでもいいから、やめないこと。これが『挑戦』なのかなと思いました」と、過酷な登頂の感想を語った。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本