比叡山延暦寺、ゲゲゲの鬼太郎とコラボ展

2019.8.11 07:00

修行僧を厳しく指導した慈忍和尚が戒律を守るために幽霊になったと伝えられる一つ目僧との作品

(写真3枚)

世界文化遺産「天台宗総本山 比叡山延暦寺」(滋賀県大津市)で、秋の「大書院」特別公開に併せて、企画展『ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展』が10月12日からスタートする。

伝教大師 最澄の1200年大遠忌記念として、平成24年から令和4年までの10年間はさまざまな記念事業を開催している同寺。今回は七不思議として伝わる東塔・総持坊に出没する幽霊・一つ目僧などの妖怪たちと、水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』をテーマにした作品が特別公開される。

京都の工房「豊和堂」のアートディレクター兼絵師の山田晋也氏と友禅絵師の平尾務氏が描いた新作7点のほか、約20点の妖怪の日本画を展示。また、名建築家として名高い武田五一氏による建築物「大書院」で楽しめるのも貴重な機会だ。

通常は非公開の「大書院」。もともとは東京・赤坂にあった山王荘の一部で、1928年に移築された
通常は非公開の「大書院」。もともとは東京・赤坂にあった山王荘の一部で、1928年に移築された

ほかにも関連企画として、七不思議スポットを巡るスタンプラリーでは「妖怪印」を7つ集めると記念品がプレゼントされる。前期の展示期間は10月31日まで、後期は11月6日~12月8日。中学生以上は拝観料1000円(延暦寺巡拝料が別途必要)。

『ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展』

期間:2019年10月12日(土)〜10月31日(木)、11月6日(水)〜12月8日(日)
時間:10:00〜16:00(拝観受付は〜15:30)
拝観料:中学生以上1000円、小学生以下無料
問い合わせ:gegege10121208@gmail.com

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