58歳漫才師「走るといいことが起こる」

2019.7.27 21:00

走るちゃらんぽらん冨好(写真提供:MBS)

(写真2枚)

芸人やアスリートの「もうひとつの才能」に注目したドキュメンタリー番組『OFLIFE(オブライフ)』(MBS)。30日の放送回では、マラソンに賭けるベテラン芸人・ちゃらんぽらんの冨好に密着する。

今年で19回目となる『吉本陸上』は、若手からベテランまで数多くの芸人たちが、ときにギャグを交え、ときに真剣な表情でさまざまな陸上競技に挑む、年に1度のスペシャル番組。そのなかで、スタミナ自慢の芸人たちがケニアの英雄エリック・ワイナイナにマラソンで挑む名物競技に19回連続で出場しているのが、今年58歳になる冨好だ。

「この番組が生きがい」と語る冨好。普段から劇場の出番の合間を縫って、難波から梅田まで、往復10キロのマラソンを毎日、20年間も続けている。もともと高校球児だった冨好だが、走るのは大嫌い。しかし、21年前、先輩から「初フルマラソンで4時間切ったら30万円賞金出す」と言われ、見事3時間53分で完走した。

その翌日のテレビの生放送で定番ギャグ「ちゅーとはんぱやなあ」を披露したら大爆笑に。翌年の漫才大賞では奨励賞を受賞。「走ってから人生変わって、辞められへんようになって・・・」と、さらにその翌年には漫才大賞を受賞。冨好は「走るといいことが起こる」と話す。

体力よりスピードが要求される『吉本陸上』のレース展開に、冨好は近くの公園で「1キロ4分」で走ることを繰り返す。本番当日、冨好はワイナイナを振り切ることが出来るのか。芸人仲間の友近や森脇健児、後輩芸人のコメントを交え、冨好の挑戦に迫る。この模様は7月30日・深夜1時59分から放送される。

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