コブクロ、地元大阪で20周年ツアー完遂

2019.7.22 22:00

結成20周年を記念したツアーのファイナル公演をおこなったコブクロ(20日・21日/京セラドーム大阪)

(写真3枚)

フォークデュオのコブクロが、結成20周年を記念したツアーのファイナル公演を20日と21日、「京セラドーム大阪」(大阪市西区)で開催。20年前に大阪の路上で歌っていた2人が、2日間で訪れた約9万人のファンに感謝を伝えた。

結成20周年イヤーのコブクロが感謝の想いを届けるため、3月20日の長野公演から4カ月にわたって全国15都市32公演を開催してきた同ツアー。ライブが始まると、会場モニターに2人の出会いから、結成のきっかけとなった楽曲『桜』の制作、コブクロ結成までの当時の風景を表現したサンドアートが映し出され、大歓声のなか2人が登場。1曲目にその思い出の曲『桜』を披露し、その後も20周年らしく2人の歴史を感じられる曲順と、『蕾』『赤い糸』『未来』などヒット曲オンパレードの豪華セットリストで盛り上げた。

途中MCで、小渕が「気がつけば20年間、毎日全力でやってきました。全力をぶつけることが生きている証。一瞬一瞬、どこか掛け違えてたら、黒田にもみなさんにも会っていない。気づけば太くまっすぐな道を歩いてきました。これだけの出会いにつつまれ、これから先もみんなとのたくさんの出会いがあると信じています」と話し、10周年の記念ソングでもあった『時の足音』を披露。

「これからも20年間歌い続けるから!」と、20周年記念ソング『晴々』を披露

また「2人でやっていたら1年目で、もう無理だね、音楽難しいねって言ってやめていたかもしれない。でも、5年目にも10年目にも目の前にお客さんがいてくれました。だから続けてこれたし、何よりうれしいのは、20年目にみんなに囲まれて、20年目を迎えられましたよって言える、今日がみんなからもらったプレゼントだと思ってます」と、涙声で気持ちを伝えた。

その後もシークレットゲストとして、今年2月にコラボ曲を発表したNAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers)率いるHONEST BOYZが登場。コラボ曲『SAKURA feat. KOBUKURO』を披露し、貴重な共演で会場を沸かせた。

「大阪から生まれて20年、本当にありがとうございます!これからも頑張ります!宜しくお願いします!」とコメントしたコブクロ

約3時間のステージの最後には、ストリート時代から立ち止まってくれたお客さんとともに歌ってきた『ココロの羽』『ANSWER』を熱唱し、完全燃焼でツアー国内ファイナルを締めくくった。8月には、5年ぶりとなる海外公演も決定しており、初となる上海公演と5年ぶり2度目の台北公演は、コブクロにとってさらに視野を広げる新たなチャレンジとなるに違いない。

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