なにわ筋線開業に知事「着実に整備進める」

2019.7.10 18:30

「なにわ筋線の鉄道事業」について会見する大阪府・吉村洋文知事(10日・大阪府庁)

(写真1枚)

大阪府吉村洋文知事による記者会見が10日、「大阪府庁」(大阪市中央区)でおこなわれ、鉄道事業許可がなされた「なにわ筋線の鉄道事業」について語った。

なにわ筋線は、1989年に国の運輸政策審議会において「2005年までの整備が適当である」と答申されたものの、鉄道整備の具体化が進まず、2014年に大阪府市の鉄道事業者により検討会を立ち上げられるまで大幅に遅れていた。

この日の会見で吉村知事は、「府と市をまたぐ工事となるため、両者が連携できていなかったのが、30年遅れた大きな要因だったと思う。同じ方向を向いている今、協力して進めていきたい」と言及。国土交通大臣により鉄道事業が許可され、本格的に事業がスタートする。

吉村知事は「事業が動き出すことをうれしく思う。関西空港から、大阪を縦断して中之島やうめきたエリアに直行できる路線は広域戦略で大きい。次の世代の大阪の成長につなげ、着実に整備を進める」と語った。

「なにわ筋線」は、「北梅田駅(仮称)」と既存のJR「難波駅」、南海「新今宮駅」を結ぶ7.2kmの路線になり、中之島駅(仮称)、西本町駅(仮称)、南海新難波駅(仮称)が設置される予定。総事業費は約3300億円で整備後は、大阪・梅田エリアから関空への所要時間が短縮される。現状と比較すると、JRは約20分短縮で乗り換えなしの約44分に、南海では約10分短縮で乗り換えなしの約44分で行き来できるようになる。

取材・写真/岡田由佳子

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本