近鉄・難波駅ナカで、女子飲みを強化

2019.7.4 12:00

「小皿鉄板酒場 グリル千本」。フォアグラをトッピングしたトリュフソースのハンバーグ680円。ワインは480円均一

(写真9枚)

近鉄・大阪難波駅の駅ナカ商業施設「Time’s Place難波(タイムズプレイスなんば)」(大阪市中央区)が7月4日、2年かけたリニューアルを完了。最後の3店舗がオープンした。

日本酒バー「豊祝」、カレー「船場カリーPLUS」などはあったものの、「食」を楽しむ場所としては弱かった同施設。そのため、気軽に立ち寄れるグルメスポットへ変わるため、飲食店を3倍の10店舗(道頓堀麦酒ビールのみ7月29日オープン)に拡大。飲食ゾーン「ごちぶらナンバ」として打ち出していく。

女性向けとして2月には30分ワイン飲み放題もおこなう「パンとワインとグラタンと」をオープン。7月は新たに人気ワインバーの新業態「小皿鉄板酒場 グリル千本」、上品な佇まいで鶏の出汁を効かせたラーメン店「なにわ麺次郎」。また、「CIAO PRESSO」が、焼きたてピッツァやアルコールも楽しめる新業態に移転リニューアルし、スタイリッシュなカフェ空間となった。

「新業態の店舗などを誘致し、ここならではのラインアップを目指しました。ワインを提供する店も増え、これを機にもっと女性が飲める場となれば」と、同施設の担当者は語る。また、「グリル千本」の担当者は「一人で来ても3〜4品楽しめるようにサイズはすべて小さくしました。予算はだいたい2000円です」と、女性を意識したメニュー構成を目指したとのこと。

ピッツァやスイーツ、クラフトビールなど幅広く楽しめるようになった「CIAO PRESSO×PIZZA CONA 難波駅店」
ピッツァやスイーツ、クラフトビールなど幅広く楽しめるようになった「CIAO PRESSO×PIZZA CONA 難波駅店」

電車の利用者以外も入場しやすいよう、サービス券150円分として利用できる入場券150円(2時間分)も2月よりスタート。1日平均80名もの利用があり、平均滞在時間は30分というが、ハシゴ酒を楽しんで2時間以上過ごす人も少なくないという(その場合は追加の入場券必要)。

今回のリニューアルによって、トイレなども改善され、女性が過ごしやすい空間へと変化し、仕事帰りの女性客、休日の昼飲みなどの需要も見込んでいく。営業時間は店舗によって異なるが、遅い店舗でも23時閉店。終電に余裕を持って帰ることができる時間帯となっている。

「Time’s Place難波」

2019年7月4日(木)リニューアル
住所:大阪市中央区難波4
※営業時間は各店舗により異なる

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