白石監督、香取に「現場でゾクゾクした」

2019.6.20 07:30

舞台挨拶に登場した香取慎吾、白石監督(19日・大阪市内)

(写真4枚)

映画『孤狼の血』など数々の話題作を手がけた白石和彌監督による最新作『凪待ち』の舞台挨拶が19日、大阪市内でおこなわれ、主演の香取慎吾と白石監督が登壇した。

今作は人生のどん底まで墜ちた男の再出発を描いたヒューマンサスペンスで、白石監督が待望していた香取との初タッグ作品。俳優・香取慎吾について白石監督は、「カメラと被写体の関係性というか、映画のシンプルなことをものすごくわかってらっしゃるんだなと衝撃を受けましたね。僕が言ったことを瞬時にわかってくれてビシっと決めてくれるんですよ。俳優としてのスキルがものすごく高い方でした」と絶賛した。

香取が演じるのはギャンブル狂のダメ男・郁男。「誰も観たことがない香取慎吾」が観られるといい、白石監督は「途中、郁男に対して『おまえ、そこでビール開けちゃうの?』って驚くシーンがあるんですが、そこの郁男の表情に注目してほしい。現場でゾクゾクしながら、『これは今すごい映画を撮ってるぞ』ってひとりでほくそ笑んでしまった」と、これから作品を観るファンに呼びかけた。映画は6月28日公開。

映画『凪待ち』

2019年6月28日(金)公開
監督:白石和彌
脚本:加藤正人
出演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、ほか
配給:キノフィルムズ

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