大阪・新森小路小で、バレーの夢・授業

2019.6.13 05:00

オーバーハンドパスを指導するキャプテンの星谷健太朗選手(12日・大阪市内)

(写真3枚)

現役のトップアスリートを招いて、子どもたちに講話や実技をおこなう『夢・授業』が12日、「大阪市立新森小路小学校」(大阪市旭区)で開催され、V・プレミアリーグ男子・サントリーサンバーズの星谷健太朗選手らが児童と交流した。

この授業はオリンピックやワールドカップなどの世界大会に出場したアスリートらと生徒たちが交流することで、「夢」を持つことの素晴らしさや、あきらめずに努力し続けることの大切さなどを伝え、スポーツへの興味・関心を高めることを目的にしたもの。

5月の『第68回黒鷲旗全日本男女選抜』で、4年ぶり8度目の優勝を果たしたサントリーサンバーズ。この日は、緊張感のある大会から一転。終始リラックスした表情で『夢・授業』をおこない、児童たちも190cm前後の選手たちを見上げ「かっこいい!」と目を輝かせていた。

選手たちが見本を見せ、実技する授業では成功すると選手とハイタッチしたり、喜びを共感しあうシーンも。両親が荻野監督のファンだという女子児童は、「家に帰って両親に監督がやさしくて、背が高くて、うまくいったときハイタッチしてくれたと伝えたい」と笑顔を見せた。

左上から時計回りに、荻野正二監督、藤中謙也選手、星谷健太朗選手、加藤久典選手、小野遥輝選手、秦耕介選手、山本湧選手(12日・大阪市内)

また星谷選手も、「体育の授業って楽しいものだから、この授業を本当に楽しんでもらいたかった。僕らは仕事でバレーをやっているシーンが多い。この授業をきっかけに、僕らもスポーツは楽しんでやるものだと思い出せた」と、児童から刺激を受けたようだった。

取材・写真/岡田由佳子

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