中村隼人「ナルト歌舞伎の成功に達成感」
2019.6.8 6:00

中村隼人「ナルト歌舞伎の成功に達成感」

「歌舞伎界から必要としてもらえる役者に」(中村隼人)

──今回はナルトの最大の敵、うちはマダラ役で中村梅玉さんが出演されます。梅玉さんは前作をご覧になって出演を快諾してくださったと聞きました。

本当にありがたいことです。大先輩が「ふたりの熱量が本当に良かった」と、受けてくださったので。僕は、古典でのほとんどの役を梅玉のおじさまに教えていただいているので、うれしいしですし、大変ありがたいです。今までの努力が報われた感じがします。

中村梅玉演じるマダラ(センター)とナルト(坂東巳之助)、サスケ(中村隼人) ©岸本斉史 スコット/集英社・『NARUTO-ナルト-』歌舞伎パートナーズ
中村梅玉演じるマダラ(センター)とナルト(坂東巳之助)、サスケ(中村隼人) ©岸本斉史 スコット/集英社・『NARUTO-ナルト-』歌舞伎パートナーズ画像一覧

──本水での立廻りをはじめ、体力を使う場面が多いと思いますが、普段は何かトレーニングなどされてますか?

よく聞かれます(笑)。普段は特別なトレーニングはしていないです、お稽古だけです。ジムで鍛える筋肉と、歌舞伎の舞台で鍛える筋肉は違いますね。何回もお稽古をして体力をつけていくしかないです。ただドラマで3カ月半、歌舞伎から離れていたので大変です(笑)。

──歌舞伎のためのインプットは、何かされていますか?

去年はラスベガスに、一流と言われるショーを見に行きました。元オリンピック選手などがやっているショーなので、身体面での真似はできませんが、演出方法や照明の使い方、舞台機構、作品構成を見て、大変勉強になりました。

──今回の新作歌舞伎や古典の歌舞伎にも生かして。

はい。古典の歌舞伎は一言一句、同じものを辿って行かないとだめだと思っています。先人から受け継いだものを変えちゃいけない。でも、古典と新作には共通する部分があると思うので、いろいろな経験を両方に生かせていきたいと思います。今年はスーパー歌舞伎II『新版 オグリ』で小栗判官を演じさせていただくので、役者としてもっとステップアップしていきたいです。

「歌舞伎界から必要としてもらえる役者になりたいと思っています」と中村隼人
「歌舞伎界から必要としてもらえる役者になりたいと思っています」と中村隼人画像一覧

──最後に、今後の豊富を聞かせてください。

僕は歌舞伎界から必要としてもらえる役者になりたいと思っています。『NARUTO −ナルト−』で、脇を固めてくださっている方々は、古典の作品でもお声がすごくかかっているんですよ。そういう人ってすごいですよね。僕も「この役は隼人」と言われるような役者になりたいです。

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新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』

日程:2019年6月2日(日)~26日(水)※14日休演
会場:南座(京都市東山区四条大橋東詰)
料金:一等席14500円、二等席8500円、三等席5000円、特別席15500円
電話:075-561-1155
URL:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/572

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