アルバム上半期1位、星野源「最高に幸せ」

2019.6.8 09:00

ミュージシャンだけでなく、俳優、文筆家としても活躍する星野源

(写真1枚)

「米国ビルボード」および「ビルボードジャパン」(阪神コンテンツリンク)が7日、2019年上半期チャートの受賞楽曲・アーティストを発表。総合アルバム・チャート『Billboard JAPAN HOT ALBUMS』では、星野源の『POP VIRUS』が1位を獲得した。

全国推定売上枚数、ダウンロード数、ルックアップ数(PC等でのCD読み取り回数)の3つのデータを合算した同チャート。2018年12月19日発売の『POP VIRUS』は初週で28万1039枚という好スタートを切ったあと、メディア露出も後押しし年明け以降もロングセールスを記録。ダウンロードとルックアップでそれぞれ1位となり、総合アルバムチャートを制した。

星野はこの結果を受け、「この作品の制作は、自分にとっての音楽家人生を賭けた挑戦であり、希望の製造であり、自己の救済であり、中指越しに愛を探す作業でした。その作品が、こうしてたくさんのみなさんに伝わり、受け入れられ、聴いていただくことができて、最高に嬉しく幸せです。制作に関わり尽力してくれたスタッフ、プレイヤーのみんな。そして聴いてくれた貴方。本当に本当にありがとうございます!」と喜びをコメントしている。

続く2位はONE OK ROCK『Eye of the Storm』、3位は乃木坂46『今が思い出になるまで』が獲得。そして今年の上半期を語るうえで欠かせない、大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』のオリジナルサウンドトラックが4位に。クイーンのリバイバルヒットは、デジタル(ダウンロード2位)とフィジカル(CD売上8位、ルックアップ11位)の両領域でシェアを広げており、国境と世代を超えたムーヴメントを巻き起こした。

「総合アルバム・チャート上半期」
1位『POP VIRUS』星野源
2位『Eye of the Storm』ONE OK ROCK
3位『今が思い出になるまで』乃木坂46
4位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
5位『MAGIC』back number
6位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
7位『ALL TIME BEST 1998−2018』コブクロ
8位『#TWICE2』TWICE
9位『BOOTLEG』米津玄師
10位『ANTI ANTI GENERATION』RADWIMPS

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