通天閣で荷物検査「安心できる街目指す」

2019.6.4 07:00

活気あふれる夜の繁華街・新世界に浮かび上がる「通天閣」

(写真2枚)

『G20大阪サミット』に伴い関西各地で警備強化が進むなか、6月27日から大阪のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区)でも手荷物検査がおこなわれることが発表された。

「通天閣」では、入場口での手荷物検査が29日まで終日実施され、「ご協力いただけない場合は、入場をお断りします」と固く宣言。合わせて警戒警備の強化、コインロッカーの閉鎖がおこなわれる。

通天閣観光の高井隆光副社長は、「安全を目指して手荷物検査などをおこないます。安心できる街を目指して、できることはしっかりやっていきます」とコメント。

通天閣観光の高井隆光副社長
通天閣観光の高井隆光副社長

「通天閣」が立つのは、1990年代までイメージが悪化していた繁華街・新世界。今では観光客が多く集まり、活気にあふれた町に変化しており、これを機に高井副社長は、「新世界はまさかという状況で発展しています。いい方向で変わっていけば」と期待を膨らませる。

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