超宗派で僧侶集う、平成最後の千僧法要

2019.4.27 12:30

宗派を超えて約500名の僧侶が一同に会す様子を見るため、多くの観光客が大仏殿前に押し寄せた(26日・東大寺)

(写真3枚)

26日、宗派を超えて全国から青年僧侶約500名が参集し、「東大寺大仏殿」(奈良市雑司町)で『仏法興隆花まつり 千僧法要』が営まれた。

1988年から毎年4月26日に開催され、今年で31回目となるこの大法要。8宗派4地区の仏教青年会から集まった僧侶らは、宗派ごとに異なる僧衣や袈裟をまとい、大仏(盧舎那仏)前で宗派の垣根を越えて祈りを捧げた。

主催する全日本仏教青年会の倉島隆行理事長は、「各宗派で念仏などさまざまな違いはあるが、それぞれの違いを認め合いながら、ひとつの法要をつくろうという思い。令和に向け、明るい良い時代が来てもらえるように、たくさんの人と祈りを捧げられれば」と思いを語った。

取材・写真/いずみゆか

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本