石切丸の復元事業に、刀剣乱舞も賛同

2019.3.26 21:00

記者会見に出席した、石切劔箭神社の107代目宮司・木積康弘さん、刀匠・河内國平さんら(26日・大阪市内)

(写真8枚)

「石切劔箭神社(通称・石切さん)」(大阪府東大阪市)が所蔵する刀剣「太刀 石切丸」を復元し奉納する「刀剣奉納プロジェクト」。26日、大阪市内で記者会見がおこなわれた。

文化財としての価値が非常に高く、美術館に展示されることも多いため、本殿内陣に奉納ができない「石切丸」。そこで、この度平成から新しい元号に変わる改元の奉祝として、クラウドファンディングで資金を集め、復元刀を奉納することとなった。

「石切丸」は、大人気オンラインゲーム『刀剣乱舞ーONLINEー』に擬人化した「刀剣男士」という姿で登場しており、SNSでは今回のプロジェクトに賛同するファンも多く見られる。石切劔箭神社の107代目宮司・木積康弘さんは、「作品の影響で神社の特別公開には若い女性もたくさん来られるのですが、驚くくらいよく勉強してくださっててマナーも良い。そんな方々のためにも、石切丸を後世に永遠につないでいきたいと思い、今回のプロジェクトを実施しました」と説明した。

1日限定で「大丸梅田店」に展示された「太刀 石切丸」(26日・大阪市内)

「石切丸」は石をも斬る神刀といわれるが、現在の石切丸は、作刀された平安時代から現在までに幾度も研磨され変化しているため、今回の復元で作刀当時の本来の姿をした石切丸に近づけるという。作刀するのは、日本を代表する刀匠・河内國平さん。「石切丸という名刀に研究の成果を役立てることができること、そしてそれをご援助していただけるというのは大変ありがたい。私の人生をかけて日本の代表作にしたい」と意気込みを語った。

「刀剣は作刀はもちろん、管理や維持がとても大変なことであり、費用もかかる。これを長きにわたって後世に伝えていかなくてはならない現状がある」と、同プロジェクトには『刀剣乱舞ーONLINEー』も賛同。2500円~500000円まで全20コースがあり、金額に合わせて「石切劔箭神社」や『刀剣乱舞ーONLINEー』の特別返礼品がもらえる。募集期間は5月15日まで。

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