京都で野外展示、公募の現代アート作品

2019.2.8 06:00

ユージン・ソレール《Kyoto Urban Wind Installation》展示プラン

(写真5枚)

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに照準を合わせ、京都の文化力発信を目的におこなわれているアートイベント『京都文化力プロジェクト2016-2020』が、2月16日からおこなわれる。

2018年度の同プロジェクトでは、2つの野外展示がおこなわれ、北山の「旧京都府立総合資資料館 前庭」(京都市左京区)と、「ロームシアター京都 ローム・スクエア」および「岡崎公園」(ともに京都市左京区)が舞台。

ヨタ《金時》(第18回岡本太郎現代芸術賞)撮影場所/川崎市岡本太郎美術館

「旧京都府立総合資資料館 前庭」でおこなわれる『Kyoto Urban Wind Installation』は、14カ国111件の応募のなかから大賞に輝いたユージン・ソレールのプランを実現したもの。作品は嵐山の竹林から着想を得ており、小さな鈴をつけた細い葦を密集させ、無数の鈴が微風に揺れながらホワイトノイズを奏でるというもの。

一方、「ロームシアター京都 ローム・スクエア」および「岡崎公園」でおこなわれるのは『ヨタの鬼セレブレーション』。ヨタ(Yotta)とは木崎公隆と山脇弘道から成るアートユニットで、2010年の結成以来、高級車を改造した本格石焼き芋販売車『金時』や、東北の伝統的なこけしを巨大化した『花子』などの作品を発表している。既成概念を揺さぶり、見慣れた風景をアートに昇華するのが特徴だ。

なお、初日の2月16日には京都府立京都学・歴彩館においてシンポジウム「都市空間における祝祭と文化」を開催。参加申し込みは「京都芸術センター」公式サイトにて。入場は無料、期間は3月17日まで。

文/小吹隆文(美術ライター)

京都文化力プロジェクト2016-2000「街にアートがPOP UP!」

《野外インスタレーション公募展》
日時:2019年2月16日(土)~3月17日(日)・10:00~17:00 会期中無休
会場:旧京都府立総合資料館 前庭(京都市左京区下鴨半木町1-4)
料金:入場無料

《ヨタの鬼セレブレーション展》
日時:2019年2月16日(土)~3月17日(日)・10:00~17:00 会期中無休
※作品《花子》は、2/25~27は観覧不可
会場:ロームシアター京都 ロームスクエア、岡崎公園(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
料金:入場無料
電話:075-213-1000(京都芸術センター)

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