米津玄師、圧倒的な強さで年間1位に

2018.12.7 05:00

年間1位を獲得した米津玄師

(写真2枚)

「米国ビルボード」および「ビルボードジャパン」(阪神コンテンツリンク)が7日、2018年イヤーエンド・チャート全9部門の受賞楽曲・アーティストを発表。2018年の総合ソング・チャート『Billboard JAPAN HOT100』では、米津玄師の『Lemon』が圧倒的な強さで1位となった。

この「総合ソング・チャート」は、全国推定CD売上枚数、ダウンロード回数、ラジオ放送回数、ツイート数、YouTube再生数など7つのデータを合算。そのなかで米津の『Lemon』はダウンロード、ルックアップ(PCでのCD読み取り回数)、Twitter、動画再生の4つのデータで首位を獲得し、総合ポイント数で2位のDA PUMP『U.S.A.』に約2倍の差をつけた。

1月期のドラマ『アンナチュラル』の主題歌として大ヒットした『Lemon』は、3月のリリース後も、9月に放送された特別番組『演歌の乱』にて演歌歌手・徳永ゆうきが同曲を歌ったことで再び話題にあがり、放送後に再浮上。また、10月からはソフトバンクのテレビCM曲にも起用されるなど、1年を通して注目され続けたことが圧倒的強さの要因と思われる。

今回の受賞に米津は、「『Lemon』がここまで広く受け入れられる曲になるとは思いませんでした。自分の手を離れて、想像もつかないような遠いところまで届くようなものになったことを、作曲者として光栄に思いつつも、どこか他人事のような気持ちでもいます」と明かした。

ちなみに米津は、作詞・作曲・プロデュースを手がけたDAOKO×米津玄師『打上花火』を含め、100位以内に8曲がチャートインしており、まさに2018年を代表するアーティストであることがわかる結果となっている。

総合2位は、DA PUMPの『U.S.A.』が獲得。SNSでの話題をきっかけに動画再生数を大きく伸ばし、ストリーミングとダウンロードでロングヒット。同楽曲を使用した動画の日本国内における再生数は、のべ1億8000万回以上にのぼった。

「総合ソング・チャート年間」
1位『Lemon』米津玄師
2位『U.S.A.』DA PUMP
3位『ガラスを割れ!』欅坂46
4位『打上花火』DAOKO×米津玄師
5位『ドラえもん』星野源
6位『シンクロニシティ』乃木坂46
7位『ジコチューで行こう!』乃木坂46
8位『Candy Pop』TWICE
9位『さよならエレジー』菅田将暉
10位『Teacher Teacher』AKB48

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