「夜景観光コンベンション・ビューロー」(代表理事:丸々もとお)による、冬期イルミネーション・ランキング『イルミネーションアワード』。13日に開かれた第6回の授賞式で昨シーズンのランキングが発表され、主要部門で関西勢もランクインした。
映像やライティング技術、関連イベントなど複合的なイベントから選出する『総合エンタテインメント部門』では、長崎ハウステンボスの『光の王国』が6年連続で1位。関西では、兵庫のネスタリゾート神戸『NESTA ILLUMINA』が初めて8位に入賞したが、前年4位だった『大阪・光の饗宴』は12位と苦戦した。
また、LEDなどをメインに演出するイベントが対象の『イルミネーション部門』では、栃木のあしかがフラワーパーク『光の花の庭』が3年連続1位。関西からは、和歌山マリーナシティの『フェスタ・ルーチェ』が初の7位に入賞、前年8位だった『神戸ルミナリエ』は14位とランクを落とした。
さらに、芸術性、デザイン性の高い光の演出を評価する『プロフェッショナルパフォーマンス部門』には、三重の『なばなの里 イルミネーション』が2年連続1位。前出の『NESTA ILLUMINA』(10位)が関西から唯一ランクインした。
同アワードの選考は、全国5542人の夜景鑑賞士やイルミネーション鑑賞士が対象。「実際に行ってみて良かった前シーズンの冬期イルミネーション」という項目でアンケートを実施し、得票ポイントによってランキングを決定している。