大阪で黒田征太郎展、手塚治虫の世界描く

2018.10.17 14:00

大量の段ボールで構成された会場の様子 写真提供:FM802

(写真5枚)

大阪を代表するイラストレーター・黒田征太郎による展覧会『僕は手塚治虫になりたかった。黒田征太郎展』が10月12日から、大阪・アメリカ村の商業施設「BIG STEP」(大阪市中央区)で開催されている。

30年以上経った今もアメリカ村を代表するモニュメントとして強い存在感を示している壁面「ピース・オン・アース」をはじめ、FM802開局時のステーションロゴ作成など、大阪ミナミを拠点に大阪のユースカルチャーをリードしてきた黒田。少年時代に手塚治虫の作品に衝撃を受け、漫画家になりたいというより「手塚治虫そのものになりたい」と思っていた彼が、今回の展覧会のために手塚治虫作品をオマージュした作品を多数描きあげた。開催中も制作は続き、随時展示されていくという。

会場でライブペインティングをおこなう黒田征太郎(12日、大阪市内)
会場でライブペインティングをおこなう黒田征太郎(12日、大阪市内)

12日におこなわれた関係者向けレセプションで、黒田は「酒場で手塚さんと関わりの深い人と知り合って話が進んで、とにかく描いてみようと。描き出したら止まらないんですね。手塚さんにすごく影響を受けているということが改めてわかりました。やっぱり人は人に助けられるんだなということもつくづく感じまして、この場所も人運の強さで借りることができて。できる限りここにいさせていただくので、みなさん遊びにきてください」と感謝。その後ドラムに合わせてポスターライブペインティングをおこない、パワーに満ちた幕開けとなった。会場内は撮影OK。料金は700円で、期間は10月29日まで(21日は休み)。

『僕は手塚治虫になりたかった。黒田征太郎展』

期間:2018年10月12日(金)〜29日(月)※21日は休
時間:11:00〜19:00
会場:BIG STEP HALL(大阪市中央区西心斎橋1-6-14 心斎橋BIG STEP 3F)
料金:中学生以上700円(特典缶バッジ付)、小学生以下無料

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本