全国の登山鉄道、おそろいのヘッドマーク

2018.8.31 22:30

『全国登山鉄道‰(パーミル)会』の車両に掲出される『‰会ヘッドマーク』イメージ(各社でデザインが多少異なる)

(写真2枚)

全国の登山鉄道6社による『全国登山鉄道‰(パーミル)会』による、恒例の『‰会ヘッドマーク』掲出車両。今年は9月1日より各社で運行される。

叡山電鉄(本社:京都市左京区)、南海電気鉄道(本社:大阪市浪速区)、神戸電鉄(本社:神戸市兵庫区)、箱根登山鉄道(本社:神奈川県小田原市)、富士急行(本社:山梨県富士吉田市)、大井川鐵道(静岡県島田市)の6社による同会。『観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している』電鉄6社が、勾配を示す単位である「‰」(パーミル)を冠に掲げ、2009年9月4日に結成した。このヘッドマーク掲出列車は、2010年よりスタート。急勾配を駆け上がる力強い電車を描いたヘッドマークが、各社車両の先頭を飾る。

世界遺産・高野山へ向かう南海電鉄の「こうや花鉄道 天空」
世界遺産・高野山へ向かう南海電鉄の「こうや花鉄道 天空」

掲出される車両は、世界遺産・高野山へ向かう南海電鉄の「こうや花鉄道 天空」をはじめ、もみじのトンネルを走る叡山電鉄の「800系」、沿線に六甲山や有馬温泉のある神戸電鉄の「6500系、1370系」、箱根を走る箱根登山鉄道の「1000形ベルニナ号」、富士山に最も近い富士急行の「1000系、6000系マッターホルン号」、日本一の高さの鉄道橋など見どころ満載の大井川鐵道の「クハ600形」。期間は南海電鉄と神戸電鉄が10月30日まで、そのほかは31日まで。

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