野性爆弾、極貧暗黒時代を経て大ブレイク

野性爆弾のくっきー(左)とロッシー © ytv
破天荒芸人・くっきーのブレイクにより、一躍注目を集める結成24年のお笑いコンビ・野性爆弾が、読売テレビ『八方・陣内・方正の黄金列伝!』のゲストで登場する。
滋賀で同級生だったくっきーとロッシーの2人は、1994年に野性爆弾を結成。NSC時代から唯一無二のスタイルを確立し、全員がライバルのNSC同期のなかで「野爆のネタだけはみんな笑うてた」(ブラマヨ・吉田)と一目をおかれる存在だったが、女子高生が観客の中心だった当時の劇場ではまったくウケず、絶望したくっきーは引退を宣言。2000年には、単独イベントに当時人気だった女性コンビ・パイレーツをゲストに招くも、キャパ300人に対してチケットは60枚しか売れず、惨憺たる結果に。くっきーは再び「アカン、もう辞める」と本気で転職を考えたという。
なんとかお笑い界に踏みとどまったものの、FUJIWARA、陣内智則らの活躍により訪れた「base芸人ブーム」にのり、単独イベントも満席になるほどに。しかし、base黄金期メンバーが2003年に劇場を卒業すると、野性爆弾の仕事は激減。アルバイトで食いつなぐも、それぞれ借金は300万円ほどに膨れあがったという。ロッシーは「借金を返すためにバイトする毎日だった」と語り、バイト先でファンに遭遇したくっきーも「俺、もう終わってんな」と、ドン底の生活にあえいでいた当時を振りかえった。

しかし2007年、CSでスタートした冠番組『野爆テレビ』が好評を博し、仕事がじわじわと増加。2008年には、東京の新春お笑い特番でくっきーが「今年ブレイクする芸人1位」に選ばれ、野性爆弾は「もう行くしかないでしょ!」と東京に進出。最初は仕事が舞い込んだものの、ゴールデン番組でもまったくスタイルを変えない野性爆弾は、「危ないヤツ」の烙印を押され、テレビにまったく呼ばれないように。2015年まで、細々と入る劇場の仕事で食いつなぐ「極貧暗黒時代」(くっきー)に突入する。
そして2016年。陣内がMCをつとめるネタ番組『ネタパレ』や『めちゃ×2イケてるッ!』などでくっきーのキャラクターが認知されると、ついに大ブレイク。熱狂的ファンが全国的に急増し、くっきーは映画やドラマに出演、個展は台湾でも10万人を動員するほどに。そんな空前のブームに、ピン仕事が激増しているくっきーに対して、お笑い界きってのピュアな天然キャラとして知られる相方ロッシーが思いを激白する。この模様は7月22日・夕方4時半から放送される(関西ローカル)。
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